2024年3月19日
関西電力株式会社
姫路第二発電所構内における土壌調査の結果
当社は、姫路第二発電所での水素混焼発電実証に向けた工事に先立ち、2023年9月に、姫路第二発電所構内の土壌調査を行いました。その結果、敷地の一部から基準※1を超える特定有害物質を検出しました。当該地について、2024年2月9日、姫路市に土壌汚染対策法の14条による申請※2を行い、本日、形質変更時要届出区域※3と指定されました。
なお、周辺地域で地下水の飲用はないことから、周辺への健康被害が生じるおそれはありません。今後の工事における汚染土壌の取扱いについても、引き続き、関係法令および関係各所との協議に基づき、適切に対応してまいります。
1.当該地の概要
名 称 : 姫路第二発電所
所 在 : 姫路市飾磨区妻鹿常盤町
2.土壌調査結果の概要
土壌溶出量※4
基準を超えた特定有害物質
ヒ素及びその化合物
基準を超えた範囲
0.013~0.015mg/L
基準
0.01mg/L
基準に対する倍率
1.3~1.5倍
以上
※1:土壌汚染対策法の定める基準
※2:自主的な調査によって土壌汚染が判明した場合などに、土地の所有者等が都道府県 知事等に区域の指定を申し出るための申請
※3:土壌汚染が確認されているものの、健康被害が生じるおそれがないため、除去等の 措置が不要な区域
※4:土壌に水を加えた場合に溶出する有害物質の量