令和6年能登半島地震以降の七尾大田火力発電所の現況
および北陸エリアの需給状況について(第2報)
2024 年3月19 日
北陸電力株式会社
北陸電力送配電株式会社
1月1日に発生した令和6年能登半島地震の影響により、七尾大田火力発電所では、石炭払出機の倒壊、揚炭機の脱輪、煙突支持鉄塔の斜材の座屈・破断、構内道路の陥没・亀裂などの被害を確認しており、復旧に向けた対応を進めております。(1月4日お知らせ済み) 本日までに七尾大田火力発電所1・2号機の点検が概ね完了しており、これまでお知らせした事象以外に、ボイラーの管に変形・割れ等の損傷を広範囲にわたり確認したほか、タービンおよび発電機の軸受部の部品、電気集塵器の碍子などにも損傷を確認しました。
特にボイラーの復旧には、一定の期間を要する見込みですが、夏季の高需要期までの発電再開を目指して復旧工事を進めてまいります。
当面の電力需給については、その他の発電設備の活用や市場からの電力調達等によって必要となる供給力を確保し、電力の安定供給に必要な予備率を確保できる見通しです。
お客さまにおかれましては、引き続き、電気の効率的なご使用にご協力いただきますようお願い申し上げます。
なお、北陸エリアの日々の需給状況については、北陸電力送配電の「でんき予報」でお知らせしております。
(参考)北陸エリアでんき予報
https://www.rikuden.co.jp/nw/denki-yoho/index.html 以上
別紙:七尾大田火力発電所の現況について
公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://www.rikuden.co.jp/press/attach/24031903.pdf?1710825938