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発表日 2024年2月8日(木曜日)
アーティスト@TADは、国内外で活躍するアーティストを富山県美術館(TAD)に招き、滞在制作やワークショップ、作品展示を行い、アーティストの制作手法や考え方を紹介する企画です。
2023年度は、大田黒衣美を取り上げます。大田黒は、自然や日用品、生き物など身の回りの存在と人との日々の営みが、図らずも意味を生み出す瞬間や、今日まで伝えられてきた故事・伝承などをもとに、チューインガムやティッシュペーパーなど絵画的ではないものを用いた絵画作品を制作しています。
今年度のアーティスト@TADでは、大田黒による富山でのリサーチに基づいて、富山の食、そしてこの地に伝わる信仰に着目して作品を制作します。シロエビやズワイガニなどの殻をもつ魚介類は、季節や調理法など温度によって殻の色を淡く、しかし華やかに変化させます。他方、3000m級の山々を誇る立山連峰には、古くから立山信仰という山岳信仰があり、山中の特徴ある地形や湖沼などを地獄に見立てた絵図「立山曼荼羅」は、信仰を広めるために用いられてきました。
これら富山の特色ある風土や文化への興味から、作品制作やワークショップを通して、食や文化にみられる淡さ/鮮やかさ、穏やかさ/険しさの間にある豊かな諧調を見出すことを試みます。
2024年4月4日(木曜日)~6月2日(日曜日)1階TADギャラリー
2024年3月19日(火曜日)~3月26日(火曜日)3階アトリエ
2024年3月17日(日曜日)13時30分~15時30分
3階アトリエ
小学生以上~大人
12人
無料 要申込(※)申し込み多数の場合は抽選
2024年3月1日(金曜日)~3月9日(土曜日)
抽選の結果当選された方には3月11日(月曜日)までにご連絡いたします。
申込方法など詳細は、富山県美術館ホームページをご確認ください。
福岡県出身。東京造形大学美術学科絵画科専攻、東京藝術大学大学院修士課程油画科終了。
2019年に文化庁新進芸術家海外研修制度を受けベルリンを拠点に活動。
現在は愛知県在住。主な展覧会に、「食と現代美術 Part9ー食とアートと人と街ー」BankART1929(神奈川/2023)、「ねこのほそ道」豊田市美術館(愛知/2023)、「the reverie」KAYOKOYUKI(東京/2022)、「DOMANI・明日展 2021」国立新美術館(東京/2021)、「MESA」クンストラーハウス・ベタニアン(ベルリン/2020)、「project N 55」オペラシティ・アートギャラリー(東京/2014)など
部局・担当名 | 電話番号 | 担当者 |
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生活環境文化部 富山県美術館 | 076-431-2711 | 【広報について】川浦【本事業について】内藤、高木、田辺 |
情報提供:JPubb