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2024年1月9日
セイコーエプソン株式会社
セイコーエプソン株式会社(以下 エプソン)は、2023年12月にエプソングループ全世界の拠点*1におけるすべての使用電力を、再生可能エネルギー(以下 再エネ)へ転換したことをお知らせします。
日本を含めた全世界の拠点において、再エネ化を完了したのは国内の製造業で初めて*2の取り組みとなります。また、その結果、エプソングループの年間使用電力量約876GWh*3のすべてを再エネ化することになり、二酸化炭素およそ年間40万トンの削減効果を生み出します。
エプソンは、「環境ビジョン2050」において、「カーボンマイナス」および「地下資源*4消費ゼロ」を目指しています。再エネの活用を、脱炭素の達成目標に向けた重要なテーマとして位置づけ、2021年3月に、全世界のエプソングループ拠点*1において使用する電力を2023年までに100%再エネ化することを宣言しました。その後、2021年11月には国内で完了し、このたび2023年12月にグローバルで計画通り再エネ化を完了しました。
今後も、継続的な再エネの活用に加え、さらなる自社発電の促進や、共創によって新たな電源開発を支援する取り組み*5など、再エネの普及を推進していきます。また、生産や商品に関わるエネルギーについて徹底的なエネルギー削減を進めるとともに、資源循環を推し進めることで、「カーボンマイナス」の実現を目指します。
セイコーエプソン株式会社 代表取締役社長の小川 恭範は、次のように述べています。
「エプソンは、創業当初より、本社の傍らにある諏訪湖を汚してはならないという創業者の思いを引き継ぎ、かつて世界に先駆けて実現したフロンレスなど、環境活動に積極的に取り組んでまいりました。このたび、2021年に再エネ化を宣言してからわずか2年10カ月という短い期間でエプソングループ全ての拠点で100%再エネ化を達成することができました。この取り組みが、自社の目標達成のみならず社会全体に対して理解や共感を広げ、再エネの普及が進みやすい社会環境の醸成につなげていきます。我々が目指す持続可能な社会の実現は、より大きな課題であり困難を伴いますが、全社員が一丸となって創造と挑戦の精神を持ち取り組んでまいります。」
エプソンは、グループのパーパス「『省・小・精』から生み出す価値で、人と地球を豊かに彩る」を今後も実践することで、お客様やパートナーの皆さまと共に「持続可能でこころ豊かな社会の実現」に向けて前進していきます。
*1:一部、販売拠点などの電力量が特定できない賃借物件は除く
*2:日本のRE100加盟企業の内。2024年1月9日時点(エプソン調べ)
*3:2022年度実績。CGS(コージェネレーションシステム)発電および自家発電分の電力を含みます
*4:原油、金属などの枯渇性資源
*5:長野県内の再エネ電源の拡充を目的としたプロジェクト(corporate.epson/ja/news/2023/231120.html)
以上
記載されている情報は発表日現在のものです。予告なしに変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
情報提供:JPubb