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2024年01月10日 | コンテンツ番号 78661
●知事発表
(1)第49回(令和5年度)秋田県芸術選奨受賞者の決定について
●幹事社質問
(1)今年一年を振り返って(今年の一文字について)
●その他質問
(1)洋上風力発電について
(2)日本の地域別将来推計人口(令和5年推計)について
(3)政治資金パーティーを巡る裏金事件について
(4)観光振興や防災対策などにかかる財源確保等について
(幹事社)
幹事社の秋田朝日放送です。今日はよろしくお願いいたします。
まずは、知事の方から発表事項があると伺いました。こちらについてお願いいたします。
(知 事)
毎年、今の時期に発表してございますが、第49回令和5年度秋田県芸術選奨の受賞者の決定についてご報告申し上げます。
今年度の芸術選奨の受賞者が決定しましたのでお知らせいたします。
この11月29日に開催されました芸術選奨選考委員会の選考結果に基づき、2名の方々に芸術選奨、また、1名と1団体の方々にふるさと文化賞を贈り、表彰することにいたしております。
この芸術選奨は、活発な創作活動により、優秀な作品を発表したことや全国的なコンクールなどで優秀な成績を収めたことなどにより、本県の文化芸術の振興に大きく寄与した方々を表彰するもので、昭和50年に作られまして、今年度で49回目となります。
また、ふるさと文化賞は、個性的で特色ある活動や文化芸術の普及・発展への貢献などにより、本県の文化芸術の振興に大きな成果を挙げている方々を表彰するもので、平成14年に作られ、今年度で22回目でございます。
今年度は、声楽、川柳、演劇、管弦楽の各分野において優れた活動により大きな成果を挙げた皆様が受賞されております。この度の受賞をもとに、今後ますますのご活躍を期待いたしております。
表彰式は2月2日金曜日に県正庁で実施いたします。詳しくは文化振興課にお問い合わせください。
以上でございます。
(幹事社)
ありがとうございます。
では、この件につきまして質問のある社の方はお願いいたします。
では、ないようですので、次の質問に移らせていただきます。
毎年恒例ではございますけれども、今年の漢字一字というのを知事の方から発表をお願いいたします。
(知 事)
今年は本当に様々な変化、また変動、あるいはこの「変」というのは承久の変とかという争いの場合もあります。そういうことで、国内外とも非常にそういう「変」という字がふさわしいというか、そういうことがたくさんあったような感じで、「変」という字を今年の師走の一字にいたします。
(幹事社)
今、発表いただきました「変」という漢字も含めまして、今年1年を振り返っていただければと思います。
(知 事)
今年1年ですが、年明け、コロナの関係が収まりつつありましたが、まだお正月、2月あたりはその状況が続いてます。そういう状況で、5月にコロナが2類から5類に変更になりまして、まずは通常の状態に近い、大きな変化があったわけです。3年半ぶりです。そういうことで、まずはこのコロナがある程度収束したということで、これから経済活動、日常の行動、これが元に戻るという、非常に変化したものが元に戻るという状態で、様々に期待をいたしてございます。
そういう中で、クルーズ船も復活しましたし、これからいろんな面で本県の産業活性化、あるいは県民の行動が活発になるという前提で考えておりましたが、行楽シーズンの7月から大変な大雨で、これもやはり気候変動という、そういう状況が一番あったのかなということで、変動ということです。
また、8月の猛暑、これはオールジャパンでもですが、本県でも記録的な猛暑が続いて、この関係で水害も含めて、農作物に非常に様々、大きな影響がありました。これもやはり気候変動の関係なのかなと思っております。
ただ、そういう中でも、夏祭りは大体のところで正常に行われまして、ようやく普通の夏祭り、あるいは秋の祭り、これが実施できたという、そういうことでまずは良かったなという状況でありましたが、9月の中旬からクマが異常に発生しまして、これも気候変動なのかどうかは別ですが、今までにないような大変なクマの出没ということで、県民の多くの方がけがをされまして、大変痛ましい状況であります。そういうことで、このクマの関係も様々な要因があると思いますが、やはり大きな変化でないかなと思ってます。
そうしているうちに、これは海外ですが、ウクライナに続いてパレスチナであのような戦禍が勃発しまして、今も非常に悲惨な状況であります。
また、この関係もありまして、こういう国際情勢の関係、あるいは円安、こういうものもありまして、今年度の中頃からは物価の高騰、燃料の高騰で、日常生活が大変な状況になってます。そういうことで、今まで日本がある意味で経済大国ということで、非常に経済の発展を謳歌はしましたが、やはり日本の経済が少し波から外れてきたという大きな変化、これもあるようです。
そういうことで、今年はまず気が抜けないということで、本当にいろんな面で変動、変化が大きな年であったのかなという。
また、国政の方でも、まさに今、パーティー(券)の裏金問題で大変な状況です。やはりこれもある意味で、変というのは、承久の乱とも言いますが、こういう乱世ということで、政治の世界でも変が起きた、乱世になったという、そういうふうにも感じてます。そういうことで、今年は例年にないような様々な変化、あるいは混乱が起きたという、そういうことでこの字にしたわけであります。
これからどういうふうな来年になるかわかりませんが、少しずつ円安の方も落ち着いてきましたし、また、水害の関係の復旧・復興のめども、だんだん少しずつ前に進んでますんで、来年以降こういうところにしっかり力を入れながら、また、農業の復旧・復興、さらには経済全般の力をつけるというふうに来年はそういう年にしたいなと思っております。
あと、最後ですが、私の四国に対する発言で大変ご迷惑をおかけしました。ただ、成り行きが、若干予想したよりも別の状況に至って、お怒りも四国の方はあったようですが、大変な四国の方の寛大な気持ち、また、県民の方々に大変いろんな面で助けられまして、本当に反省を深めつつ、県民の皆さんにも心から感謝申し上げております。
以上です。
(幹事社)
ありがとうございました。
では、この今年の一字ですとか、1年を振り返ってという件で、何か各社さんから質問ありましたらお願いいたします。
(記 者)
知事、今年の初めに、今年の漢字「穏(おだやか)」という字を選んでいたと思いますけれども、なかなかそうはいかなかった1年だという評価でしょうか。
(知 事)
全く逆でした。
(記 者)
わかりました。ちょっとその変化というお話されてましたけれども、知事、かねてから今回4期目、最後というお話をされて、今年の4月にも1万%無いというようなお話されてましたが、その考えに変化はあるんでしょうか。
(知 事)
私も来年になれば77歳です。まずは歳もそうですし、体力の限界もありますし、また、長期になればいろんなことがありますんで、まずは年寄りはそろそろ引退するというのが普通の常識じゃないかなと思ってますんで、まずは来年の4月8日ですか(任期満了日:令和7年4月19日)、その任期までで私の政治生活は終わるのかなという想定であります。
(記 者)
わかりました。その上で、以前も後継指名についてはされないというようなお話されてましたけれども、後任に求める資質というのはどういったところでしょう。
(知 事)
やはり私も53歳から市長をやって、通算、市長と知事6期です。ただ、時の流れは非常にスピーディーです。また、若い方の思考や考え方も変わってますし、また、国際情勢も非常に変わってますんで、ある程度若返りしまして、まずは県民の方々と気持ちを一つにして、しっかり様々なことに、限界はありますが、全力でしっかり仕事をしていただく、そういうふうな方がいればいいんじゃないかなと思ってます。
(記 者)
わかりました。
もう一点、知事もそうですけれども、行政経験というのは求めますか。
(知 事)
必ずしも役所、役人としての行政経験というものまではないと、そこまで、それに限定したものではありませんが、少しは行政にある程度関与したという。こういうことからしますと、議員の方、あるいは審議委員とか、そういうふうなことをある程度やった方、あるいはそういう行政の周辺にいて、様々、そういうある程度わかる方、こういう方がいればいいなという。ただ、完全な民間人を否定するわけでもございません。
(記 者)
わかりました。ありがとうございます。
(幹事社)
そのほか、この今年1年を振り返る以外のことも含めて質問のある社の方はお願いいたします。
(記 者)
洋上風力に関連して3点ほどお尋ねしたいと思います。
能代港や秋田港の港湾区域内での商業運転が始まって1年、それから先日、秋田県沖の3海域目の発電事業者が決まりました。
1つ目の質問としては、洋上風力発電事業のこの1年を振り返って、どういうふうに見ていらっしゃるのかというのが1点目です。
2点目が、改めての質問なんですが、今後、一段とこの洋上風力という事業を、プロジェクトを浸透させていく、成功させていくために、県がやらなければならないことが2点目。
3点目が、浮体式もこれから実証事業の候補区域、県はもうなっていて、これから決まって、定まってくるとは思うんですが、浮体式を推し進める必要について、改めてですが知事はどういうふうに見ていらっしゃるのか、この3つについてお願いいたします。
(知 事)
日本の中で本格的に港湾区域内といえども商業運転がまず最初です。ヨーロッパや世界各国、そういうことは先進国はいっぱいありますが、日本のこの気候風土の中で、これがどういうふうにこの後、商業運転が成功するか、また、台風などもありますし、様々な状況の中で、まずは今スタートした港湾内の洋上風力、あの知見が、やはりほかの沖合の洋上の着床式の洋上風力にもリンクするんです。今の洋上風力でいろんなトラブルがあったり、また、想定したとおりにいく分もあるでしょうし、想定外のことも運転中にあると思います。こういうことを、ある程度知見として次の段階に生かしていくという意味で、本県のこの洋上風力の商業運転第1号、これは日本全国に様々な知見を与えますんで、大変重要な点であろうかなと。そういう点でまずは、その面では本県が先進県という位置付けになったんじゃないかと。
で、次に、この後、促進地域4地域のうち3地域まで決まりました。いずれ、この洋上風力の建設にいかに関わるか、これは県内の大手企業の建設業の方も、相当船を用意して様々な事業に関わりのあるようなこともやってますし、実際に資本出資、これをやってますんで、そういう意味からしますと、まずは建設にいかに地元企業が入り込むか。この分は完全に(地元で)できるものと、地元ではできないものがありますんで、これはやはり、できる範囲のものはなるべく取ってもらう(受注してもらう)という。あとは部品供給、メンテナンス、この分がこれからどこまでやれるか。県内企業においても、もう5社ぐらいが指定工場になってますんで、そういうところの知見、あるいは、今ある電気機械、あるいは機械金属加工、こういう面でこれからまだまだできるものがあるんじゃないかと思いますんで、県がこれをサポートしながら、まずは次の段階に向かって広めていくという、それはこれから重要なことです。
あと偶然というか、丸紅さん、三菱さん、今回は伊藤忠さん、まさに日本の総合商社の方々が入ってますんで、実はこの分野が非常に私は県としてはいいことだと。物産の販売、あるいは輸出、こういうもの、あとは総合商社ですんで大きな力、あとは情報を持ってますんで、これをいかにこの方々と組むことによって様々なことができるか。未来づくり会議に丸紅さんと三菱さんが入ってますんで、今度は伊藤忠さんにも入ってもらって、まずは、これは私の方で煽るわけではないですから、総合商社三社の中で、地元貢献のある程度の競い合いをやってもらえれば、相当様々、全く風力関係に関係のないところまで波及がいくんでないかなという。
で、浮体式になりますと、全く新しいものですので、まさにこの関係、今後、浮体式なりますと、やはり相当作るものも重いものがありますんで、近くで作った方がいいということで、この関係の地元企業の参入、あるいは地元企業以外にその関係の企業誘致が見込めますんで、まずは浮体式の方も今すぐでないですが、将来的に、しかも日本の事情ですと、まずは日本の中で、いずれ石炭火力は何十年かで無くなります。また、原発がどんどん新規、あるいは更新が日本国内ではそう簡単にできないという。ただ、ベースとなる電力は必要ですが、原発で相当数、埋めるってことはできませんので、やはりそういう再生可能エネルギー、これが必要なのかなという。そういう意味で、浮体式の方もこれから期待できるのかなという。
また、CCS(工場などから排出された二酸化炭素を回収し地中にためる技術のこと)、あれとも絡み、本海域は浮体式の実証実験の候補地ですんで、既にこの3つの中でそれに興味を示して、これに加わりたいという、そういうふうな動きも出てますんで、相当、これも期待できるのかなと思ってます。
また、港湾の方も、浮体式になりますと、さらに県内の港湾整備が進みますんで、また、港湾の規模拡大、これが様々な面にも、例えばコンテナ船の大型化、こういうものにも対応できますんで、そういうことで港湾整備にもつながるということは、県内の産業活性化にも関係がありますんで、まずは県としても、この後もしっかり進めていきたいと思います。
(記 者)
ありがとうございます。
(記 者)
先週金曜日に30年後の推計人口が発表されまして、知事からコメントもいただきましたけれども、改めてその受け止めと、先ほどもあったように任期残り1年というところで、人口減少対策、どのような状況、状態で次の代に渡していくか、そのお考えお願いします。
(知 事)
まず、あの数字を見ますと、前と同じようにワーストです、日本のね。ただ、若干ですが、2040年かな、2万人プラス、上向きしてるんです。あれはやっぱり最近の、かって十何年前は、社会減が年間4,000人とか5,000人、今2,500人切ってますんで、この関係で若干2万人でも上に振れたということで、まずこのことは、今まで社人研(の推計人口を)見ますと常にだんだん下がってたのが、ちょっと上がったと。ささやかですが、まずは社会減がある程度、若干ですが改善傾向にあるということは、ここに少しの光を見出すという。
やはり最近の状況を見ますと、地元への若い人の定着率、これが前より、企業誘致、あるいは地元企業の大きな企業の活性化によって進んでます。あとは、女性の流出、これも少し改善傾向が見られます。そうしますと、結婚と出産は関係がありますんで、婚姻率、これが低いということは、若い方がいないということですので、まずはそういう若い方が残れば残るほど結婚の機会は増えるという。
そういうことで、男女のバランス、女性の回帰、これを中心に、前にも言ってますが、いわゆる県外の大学に出た方、この方々が帰る職場、これも少しずつ増えてます。また、この間言ったとおり、募集定員に対して700人ぐらい充足していませんので、こういうところを埋めるような、そういう企業の活性化、あるいはそれを支援する制度、これを組み合わせながら、そういう流れを少しでも良くすることによって、少しずつ改善が図られると思ってます。まずは今の流れをより確かなものにするために来年度いっぱい、1年でできるもんでないですから、方向性をしっかり固めていきたいなと思ってます。
(記 者)
ありがとうございます。
(記 者)
冒頭でも少しお話ありましたが、現在、国政の方で自民党のパーティー裏金問題というのがありますけども、冒頭でもお話ありましたが、改めて知事の見解等、今後、自民党や国に求めることというのをお願いします。
(知 事)
あまり言いたくありませんが、何となく東京に行きますと、国会議員の方々、私も東京に行って晩飯を食いますが、まずは私の場合は、ほとんど事務所の皆さんと通常の焼き鳥屋やホルモン屋とか普通の居酒屋です。ただ、赤坂とかあそこら辺に行きますと、座って5万円ぐらいの超一流のとこにズラッと黒塗りの車があって、出てくる方がどういう方かなと見ると、国会議員の方々、ぞろぞろということで、何となく、国会議員の方々が普通の庶民のそういうところで食べるのはおかしいという、そんな何か特権意識、そういうものがあって、そうであれば当然そういうものには相当お金がかかりますんで、まず我々自腹で、せいぜい、いくらかかっても東京で五、六千円ですよ。ところがああいうところは何万円ですから、そういうところに、どういうお金を、自分の自腹でなのかどうか、そこら辺のあれがあるんじゃないかなという。
あとは、私も知事という立場で様々、亡くなった方に弔電を出します。ただ、私の場合、後援会とか自分でわかる範囲です。ただ、国会議員の方は全部出すんで。全く知らない方にも。あとは冠婚葬祭、相当行ってますんで、そういうことで、まずは何かそこら辺、やはり選挙がありますから、ある意味で選挙で勝つということに強迫観念があるんじゃないかなという、そこら辺で、そういうお金が正規に出せませんので、それが裏金ということでなるんじゃないかなという、そういうふうに思ってます。
パーティーは私もやりますが、いっぱい集まりすぎてるくらいですが、まずは正直に書いてますんで。
ただ、政治資金規制法、パーティーの20万、あれを一般の政治資金と同じぐらい下げれば、相当牽制効果はあるんじゃないかなと思います。ですから、法的なああいうものを、まずもう一回、今の状況に直すという、これ政治資金規制法、どういうふうに動かすか。
あとは派閥のパーティー、これ一般の個人の政治資金管理団体でないですから、ああいうものをどういうふうに認めるかどうか。逆に言いますと、集団でやるそういう政治家のパーティーを無くせば、あとは個人ですんで、そこら辺、抜本的なことをやらないと、今の状況では自民党に対する批判は相当高まるんじゃないかなと思ってます。
(記 者)
承知しました。ありがとうございます。
(幹事社)
残りあと1問、お一人ということなんですが、いらっしゃいますか。
(記 者)
ちょっと話題が変わりますけど、台湾チャーター便に関連してお伺いしたいんですけれども、台湾チャーター便、10日から始まったのかな。非常に予約状況、好調だと伺っております。4月以降も継続していく上で、やはり受入態勢の整備だったり、宿泊先の確保というの課題に上がってくると思いますけれども、一方でその災害対策で、やはり公共事業等をある一定程度、規模縮小してというお考え、知事、なされていると思いますけど、その観光振興と防災対策ってどうやって両立を考えているのかなと思ってまして。
(知 事)
観光の方は当然民間の経済効果がありますんで、前から言ってるとおり、防災対策は中心にやりますが、少子化対策、あるいは経済振興、これはそうあまり手をつけないという、逆にプラスの部分もありますから。まず、相当今、台湾からもバイヤーが入ってますんで、そういう関係で、また、県内から台湾に旅行したいという方がいっぱいいますんで、まず今、来年4月以降に向かって交渉中ですが、そうなりますと台湾から、ほら夏ですから、そう冬ほどね。東北全般ですが、同じく暑いですから、そんなにコンテンツをいっぱい掘り下げてもそんなに多くならないとすると、逆に台湾からのチャーター、旅行客の分が今160、20が一般です。この20の分をアウトバウンド、これを増やしますと成立しますんで、この分をある程度増やしながら、両方の行き来、これをやりますと、ある程度になりますんで、そういう方向があるんじゃないかということで、そこら辺の状況と、また、やはり台湾からの観光旅行の対する割引とかそういうことを他の県もちょっと競争でやってますんで、まずは東北六県のほかの県と遜色ないくらいの支援をしますと、アウトバウンド、こちらから行く分も含めて可能性があるようですから、まず今、一生懸命やってるところです。
(記 者)
最後にしますけども、その割引ですとか、そのアウトバウンドの支援というところで、県財政、非常にひっ迫していると思うんですけれども、その財源とかっていうのはどう、今後確保していくんでしょうか。
(知 事)
幸い、来年度は一般財源、税収が若干減るようですが、交付税が増になってますんで、まずはそういう意味からしますと、相当大きな支出、別の新規(事業)がないと、まず今のところ、何とか予算を組めるようです。また、災害対策、あれは国からの補正(予算)がきますんで、そうしますと補正は、裏負担の補正予算債、あれは交付税措置がありますんで、そういうものをうまく使いまして、まずは財政のやりくり、いかに交付税、あるいは国からの財源を得るかということで、これをしっかりやって、まず国会議員の方々の支援も受けながら、まずは今のところ何とか来年、あともう私がいなくなっても、そう困らないような、そういう形に財政構造を作りながら、やはり観光振興、あるいは企業誘致、これをやっていきたいと思います。
(記 者)
ありがとうございます。
(幹事社)
では、以上で質問を終わります。
ありがとうございました。
(知 事)
来年もよろしく。どうもお世話になりました。
秋田県庁
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