ローリ出荷によるカーボンニュートラルLNGの初供給について
〜日立造船マリンエンジン株式会社と基本合意しました〜

2023年12月22日

西部ガス株式会社

西部ガス株式会社(本社：福岡県、代表取締役社長：道永 幸典、以下、「当社」）は、舶用原動機の製造などを行う日立造船マリンエンジン株式会社（本社：熊本県、取締役社長：山口 実浩）と、本日、カーボンニュートラルLNG（以下、「CN-LNG」）の供給^※1に関して基本合意しました。当社がローリ出荷によるCN-LNGの供給について基本合意するのは今回が初めてとなります。なお、初供給は2024年3月を予定しています。

CN-LNGは、原料ガスの採掘〜輸送〜消費するまでに発生する温室効果ガスを、CO₂クレジット^※2等で相殺（カーボン・オフセット）し、地球規模ではCO₂が発生しないとみなすLNGのことです。当社は、2022年2月にCN-LNGを初めて導入^※3し、同年4月からお客さまへの販売を開始しました。現在、カーボンニュートラル都市ガス^※4として7者へ供給を行っています。

当社グループは、2050年のカーボンニュートラル実現を目指して策定した「西部ガスグループカーボンニュートラル2050^※5」においてCN-LNGの導入を具体的な取り組みの一つとして掲げ、ガスの脱炭素化に取り組んでいます。今後も、2050年カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを一歩ずつ着実に実行することを通じて、お客さまおよび地域社会の持続的発展に貢献できるよう努めてまいります。

• 1 LNG供給量の一部(約46t)をCN-LNGで供給予定
• 2 信頼性の高い認証基準の下、森林保全プロジェクト等におけるCO₂削減効果を第三者検証機関が認証し、クレジットとして発行されたもの
• 3 カーボンニュートラルLNGの初導入に関しては、以下ご参照ください
  URL:https://hd.saibugas.co.jp/news_release/detail/2021/nr066.html
• 4 原料ガスの採掘〜輸送〜消費するまでに発生する温室効果ガスを、CO₂クレジット等で相殺(カーボン・オフセット)し、地球規模ではCO₂が発生しないとみなす都市ガス
• 5 「西部ガスグループカーボンニュートラル2050」の詳細に関しては、以下ご参照ください
  URL:https://hd.saibugas.co.jp/news_release/detail/2021/pdf/nr041.pdf

以上