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2023年12月18日
川崎重工は、太平洋セメント株式会社より、同社の大船渡工場向けに蒸気タービン発電設備更新工事を受注しました。本設備の発電出力は12.5MWで、2025年10月の稼働を予定しています。
今回受注した設備は、セメント製造の焼成工程で発生する廃熱エネルギーを用いて効率的に発電を行い、工場の省エネルギー化を図るもので、当社は、蒸気タービン発電設備の設計、機器の供給、据付工事、試運転指導を担当します。
今回の受注は、当社製蒸気タービンの高い性能に加えて、既存設備を有効活用するなど、当社の総合エンジニアリング力と納入後のメンテナンス体制が高く評価されたものです。
当社は、1956年に発電用蒸気タービンの生産を開始して以来、国内外の電力会社をはじめとする発電事業者やバイオマス発電所、セメント会社や製鉄会社、石油化学会社などの自家発電設備向け、ごみ焼却発電プラント向けなど、多種多様なお客様向けに蒸気タービンの納入実績があります。今後も製品技術力のさらなる向上とプラントエンジニアリング力の強化に積極的に取り組み、多様な市場ニーズに的確に応えながら、エネルギーの安定供給と環境負荷の低減、低炭素・脱炭素社会の実現へ貢献していきます。
情報提供:JPubb