プレスリリース

powered by JPubb

本ページでは、プレスリリースポータルサイト「JPubb」が提供する情報を掲載しています。

2023-12-14 14:00:00 更新

関西電力グループとHartree社とのカーボンクレジット事業参画に向けた合意およびLNG売買契約の締結

2 0 2 3 年 1 2 月 1 4 日
関西電力株式会社


関西電力グループとHartree社とのカーボンクレジット事業参画に向けた合意およびLNG売買契約の締結


関西電力株式会社(以下、「関西電力」)とHartree Partners LP(以下、「Hartree社」)は、豪州のカーボンクレジット創出事業※1 の参画に向けた共同検討について合意(以下、本合意)しました。加えて、関西電力の100%子会社の関電トレーディングシンガポール社を通してLNGの複数年売買契約(以下、本LNG契約)を締結しました。


本合意は、関西電力とHartree社が、共にLNGを取り扱う事業者としてゼロカーボン化に向けた協業機会を模索する中で、今後国内外で取引の加速が見込まれる「カーボンクレジット」の創出事業の参画に向けて具体的な検討を行うことを合意したものです。


両社は本合意に基づき、豪州の原生林再生プロジェクトへの参画に向けた共同検討を実施します。関西電力が海外カーボンクレジットの創出事業参画に向けた検討を実施するのは今回が初めてです。


本LNG契約は、関電トレーディングシンガポール社がHartree社から複数年にわたりLNGを購入するものです。本LNG契約は、関西電力グループの燃料トレーディング機能の強化や、電力需給の変動等に対するLNG調達の柔軟性向上に繋がります。


両社は引き続き、本取組みを通じて得られる知見やノウハウをもとに、ゼロカーボン社会の実現に向けた検討を加速していきます。


※森林保護や植林、省エネルギー機器導入などを行うことで生まれたCO2などの温室効果ガスの削減効果(削減量、吸収量)をクレジット(排出権)として発行し、企業間で取引できるようにする仕組み。


以 上


添付資料:カーボンクレジット事業のイメージ


カーボンクレジット事業のイメージ


◆カーボンクレジット事業のイメージ(原生林再生プロジェクトの例)


・過去の伐採や過放牧によって消失した原生林を、農家の放牧プロセスの見直し・改善を通じて再生し、これによる温室効果ガスの排出削減量をカーボンクレジットとして獲得し、市場での販売等に活用する。


<参考:関西電力株式会社の概要>
社名 関西電力株式会社
所在地 大阪府大阪市北区中之島3丁目6番16号
代表者 取締役代表執行役社長 森 望
事業内容 電気事業、熱供給事業、電気通信事業、ガス供給事業 等
設立年月日 1951年5月1日


<参考:関電トレーディングシンガポール社(関西電力 100%子会社)の概要>
社名 KE Fuel Trading Singapore Pte. Ltd.
所在地 シンガポール共和国
代表者 CEO 工藤 信一
事業内容 LNGの販売・調達、船舶調達、市場調査 等
設立年月日 2017年4月10日


<参考:Hartree Partners の概要>
社名 Hartree Partners LP
所在地 米国ニューヨーク
代表者 Founding Managing Director Stephen Semlitz
Founding Managing Director Stephen Hendel
Founding Managing Director Guy Merison
事業内容 エネルギー関連商品の取引
設立年月日 1997年10月3日

情報提供:JPubb

プレスリリース一覧に戻る