本ページでは、プレスリリースポータルサイト「JPubb」が提供する情報を掲載しています。
北海道ガス株式会社(社長:川村 智郷、本社:札幌市、以下:北ガス)は、2024年1月から、ガスマイホーム発電「コレモ」(※1)の遠隔制御による仮想発電所(バーチャルパワープラント。以下:VPP)(※2)構築の実証事業を開始いたします。
当実証事業は、天候により発電量が大きく変動する太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーを最大限導入するため、電力の需給バランスの調整力として「コレモ」を活用することを目的に実施いたします。
具体的には、複数のお客さま宅に設置されている“小さな発電所「コレモ」”を、北ガスのエネルギーマネジメント技術を活かして遠隔でコントロールし、あたかも“一つの発電所”のように柔軟に発電制御します。当実証事業は2024年1月から4月まで実施し、「コレモ」による電力調整ポテンシャルの検証を通じてVPPの早期商用化を目指します。なお、複数の「コレモ」を活用したVPP実証事業は、全国初の取り組みとなります。参加要件を満たすお客さま(※3)には、北ガスからメールでご連絡いたします。
北ガスは引き続き、エネルギーマネジメントの高度化による効率的なエネルギー利用の拡大を通じ、カーボンニュートラル社会の実現に貢献してまいります。
(※1)株式会社アイシン(社長:吉田守孝、本社:愛知県刈谷市)と北ガスが共同で開発し、2011年から販売している家庭用ガスコージェネレーションシステム
2011年販売開始以降の累計設置件数:5,691件(2023年10月末)
コレモにより発電された余剰電力の当社買取量:1,091万kwh/年(2022年度)
(※2)バーチャルパワープラント(Virtual Power Plant):情報通信技術等により分散型電源等を統合的に制御することで、あたかも一つの発電設備のように機能する仮想発電所のこと。事業者側がお客さまに対して、電力の使用抑制や発電を促し、電力の安定供給を図る仕組み
(※3)2022年6月販売開始のコレモを設置するお客さまのうち、スマートリモコンのWi-Fi接続が有効となっており、かつ、会員制Webサイト「TagTag」に登録されているお客さま(約300件)が対象となります。
情報提供:JPubb