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【社長会見】東海道新幹線の「のり面」を活用した太陽光発電システムの導入について
2023年11月30日
東海旅客鉄道株式会社
東海道新幹線の「のり面」を活用した太陽光発電システムの導入について
JR東海は、地球環境の保全を経営上の重要なテーマと位置づけ、省エネ型の車両や設備を積極的に導入することにより、他の輸送機関に比べてエネルギー効率が高く、環境負荷が少ないという鉄道の環境優位性を不断に高めてきました。
また、政府による「2050 年カーボンニュートラル」政策を前提に 2050 年のCO2排出量実質ゼロを目指すなど、地球環境保全に資する諸施策を推進しています。
今般これらの施策の一環として、東海道新幹線の「のり面」を活用した太陽光発電システムを導入します。
1.計画の概要
施工開始時 期:2024 年夏頃
実施予定箇 所:東海道新幹線(新横浜~名古屋間)の太陽光発電に適した「のり面」(沿線の設置に適した箇所、総延長約 3.5km)
最大発電出 力:2.7MW(想定)
年間発電 量:約 270 万 kWh(想定)※一般家庭約 650 世帯分相当
電力の活用方法:新幹線駅の照明等での自家消費
※沿線環境、地質条件等により計画は変更となる場合があります。
2.効果等
太陽光パネルで発電した電気を最寄りの新幹線駅の照明等で活用することにより、新幹線駅等で使用する電力の一部を再生可能エネルギー由来とすることができます。新幹線の「のり面」を活用した再生可能エネルギー発電は国内初であり、当社は今後もこのような取組みを通じて、より一層地球環境の保全に貢献してまいります。