2023 年 11 月 22 日
テスホールディングス株式会社
【オンサイト PPA】TOPPAN 株式会社 滝野工場向け
再生可能エネルギー電気の供給を行います
テスホールディングス株式会社(本社:大阪市淀川区、代表取締役社長:山本 一樹、以下「当社」)は、連結子会社であるテス・エンジニアリング株式会社(本社:大阪市淀川区、代表取締役社長:髙崎 敏宏、以下「テス・エンジニアリング」)が、この度、「印刷テクノロジー」をベースに幅広い事業を展開するTOPPAN 株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:齊藤 昌典)の滝野工場向けに、オンサイトPPA モデルを活用した自家消費型太陽光発電システムによる再生可能エネルギー電気の供給(以下「本事業」)を行うことが決定いたしましたのでお知らせいたします。本事業による再生可能エネルギー電気の供給は、2024 年6月から開始予定です。
■本事業の概要
本事業は、テス・エンジニアリングが、TOPPAN 株式会社 滝野工場の工場棟屋根に自家消費型太陽光発電システムを設置し、オンサイト PPA モデルとして所有・維持管理を行い、再生可能エネルギー電気の供給を行うものであります。パネル容量は約 552kW、年間想定発電量は約 65 万 kWh となり、発電した電力の全量を同工場に供給することで、同工場の年間電力需要量の約 1.4%を賄います。また、CO₂排出削減量としては年間約 284t-CO₂となる見込みです。
本事業は、需要家の再生可能エネルギー電気の利用に際して、太陽光発電システム導入に関わる初期投資が不要であるほか、電力需要の変動や燃料問題に左右されない長期にわたる安定電源の確保にもつながります。
TOPPAN グループでは、地球環境課題への長期的な取り組み方針である「TOPPAN グループ環境ビジョン 2050」を 2021 年に策定されており、脱炭素社会への貢献をはじめとする環境課題への取り組みをサプライチェーン全体や地域社会との共同で進めていくことを宣言されております。当社グループは、本事業を通して、TOPPAN グループの脱炭素に関する取り組みに貢献してまいります。
■今後の展望
オンサイト PPA モデルへの取り組みは、当社グループの中期経営方針の一つである「ストックビジネスを充実させることで安定した経営基盤を構築する」に貢献するものであり、「2030 年までにオンサイト PPAによる自社発電容量を 250MW 以上に拡大」という中期目標に向けて、今後も積極的に推進していく方針です。2023 年 10 月末現在、オンサイト PPA モデルによる再生可能エネルギー電気の供給実績は 16 件、発電容量合計約 18.5MW となっております。
当社グループでは、我が国の推進する 2050 年カーボンニュートラルの実現に向けて、顧客企業の脱炭素ニーズにお応えする様々なソリューションを提供してまいります。
〈本事業の概要〉
設置場所
TOPPAN 株式会社 滝野工場 工場棟屋根
所在地
兵庫県加東市河高 355-4
PPA 事業者
テス・エンジニアリング株式会社
システム内容
オンサイト PPA モデルを活用した自家消費型太陽光発電システム パネル容量約 552kW
年間想定発電量
約 65 万 kWh/年
年間想定 CO₂削減量 約 284t-CO₂/年 契約期間
20 年
(※)電気事業者別排出係数代替値 0.000441t-CO₂/kWh で算出
参考:環境省ホームページ「電気事業者別排出係数一覧(令和5年提出用)」
https://ghg-santeikohyo.env.go.jp/files/calc/r05_coefficient_rev4.pdf
公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://ssl4.eir-parts.net/doc/5074/tdnet/2366480/00.pdf