2023 年 11 月 8 日
株式会社ジャパンインベストメントアドバイザー
当社出資先による「さがみはらバイオガスパワー 田名発電所」稼働開始のお知らせ当社が出資する、「さがみはらバイオガスパワー株式会社(以下、さがみはら BGP 社)」が運営する、「さがみはらバイオガスパワー 田名発電所(以下、さがみはら BGP 発電所)」が完工し、本日開所式を行いましたのでお知らせいたします。開所式は、環境省、経済産業省、農林水産省、神奈川県、相模原市、オランダ大使館、小田急電鉄など、多くの方のご参列をいただき、盛大に執り行われました。
記
1. 「さがみはら BGP 社」について
食品ロス問題やSDGs推進の観点から、これまで多くのメディアに取り上げられてきた「株式会社日本フードエコロジーセンター(本社:神奈川県相模原市、代表取締役:髙橋巧一、以下、日本フードエコロジーセンター)が中心となり、食品循環資源の更なる活用に向け、次の一手として立ち上げた会社です。
当社は、脱炭素社会の実現に貢献すべく、2022 年に「さがみはら BGP 社」に出資を行い事業参加しております。(現在の出資比率 34%)
2. 「さがみはら BGP 発電所」の特徴
「さがみはら BGP 発電所」は、日量 50 トンの液状の食品循環資源(廃棄物処理法上の分類で廃酸、廃アルカリ、汚泥)を原料として、メタン発酵によってバイオガスを発生させ、出力 528kW(一般家庭約 1,000 戸分に相当)のガス発電を行い、固定価格買取制度(FIT)を活用して売電事業を行います。さらに発酵後の消化液を活用するため、固液分離後、廃熱等で乾燥し、肥料原料を製造します。
日本フードエコロジーセンターとさがみはら BGP社の2社で、地域の食品循環資源を受け入れて「飼料化」「肥料化」「エネルギー化」を同時におこなうことができる、カスケード利用型リサイクル施設となります。
隣接する食品リサイクル(飼料化)施設「日本フードエコロジーセンター」との連携により、食品ロスのカスケード利用に挑戦します!
3. 「さがみはら BGP 発電所」概要
(1) 名称 さがみはらバイオガスパワー田名発電所
(2) 所在地 神奈川県相模原市中央区田名塩田1-16-14
(3) 施設面積 2,127㎡
(4) 処理能力 50t/日
液状の食品循環資源(廃棄物処理法上の分類で廃酸、廃アルカリ、汚泥)を原料として、メタン発酵
(5) 発電出力 528kW(一般家庭約 1,000 戸分に相当)
(6) 売電先 東京電力パワーグリッド株式会社
※ FIT による 39 円 /kWh の固定買取価格で 20 年間契約
(7) 外観
【入口から】
【上空から】
4. 「さがみはら BGP 社」概要
(1) 名称 さがみはらバイオガスパワー株式会社
(2) 所在地 神奈川県相模原市中央区田名塩田1-16-14
(3)代表者 代表取締役 高橋 巧一
(4) 出資者 株式会社日本フードエコロジーセンター
株式会社オルタナフィード
株式会社ジャパンインベストメントアドバイザー
石原テクノ株式会社
小田急電鉄株式会社
一般社団法人グリーンファイナンス推進機構
※ 当社出資比率・・・34%
5. 今後の業績に与える影響
現時点において、本件による 2023 年 12 月期の業績に与える影響は軽微です。
本件に関する問合せ先
広報・IR室
TEL:03-6550-9307
以上