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お知らせ
~デマンドレスポンス・断熱リフォームの認知と実施状況~
2023年11月8日
東京ガス株式会社
東京ガス都市生活研究所は、本日、都市生活レポート『生活者の光熱費意識と省エネ行動』を発行しました。同研究所では、生活者の光熱費意識と省エネ行動の中で、特に光熱費削減が見込まれるデマンドレスポンスや省エネにもつながる断熱リフォームについて調査を実施しましたので、それらの結果を紹介します。
3年ごとに実施している生活定点観測調査において、毎月の光熱費を把握している人は、2008年の調査では67.3%でしたが、2023年の調査では81.6%と14.3%ポイント増加しています。また、ガス・電気を使用する際、ランニングコスト(月々の料金)を考えて使っている人は、2008年の調査では53.8%でしたが、2023年の調査では64.5%と10.7%ポイント増加しています。
「デマンドレスポンス」の認知状況については、「言葉を知っていた」という回答が18.1%であり、およそ5分の1の人が言葉を知っていました。また、節電プログラムなどのお客さま参加型のデマンドレスポンスに参加したことがある人は19.8%で、認知していた人よりも多く、言葉を知らずに参加していた人もいることがわかります。
断熱リフォームについて知っている人は約5割で、実施したことがある人は8.3%でした。断熱リフォームで解決(軽減)できたこととして、「冬の寒さ」「冬の結露」「夏の暑さ」が回答数の上位となっており、寒さや暑さがやわらいで結露も発生しなくなるなど、快適性が向上することがうかがわれます。
*1:
調査時期=2023年7月、調査方法=郵送調査、調査対象=1都3県の20代以上の男女4,317人。各グラフの数値は、四捨五入の影響により合計が100%にならないことがあります。
*2:
調査時期=2023年7月、調査方法=インターネット調査、調査対象=1都3県の15-79歳の男女1,200人。各グラフの数値は、四捨五入の影響により合計が100%にならないことがあります。
東京ガス都市生活研究所は、1986年7月に設立されました。
社会の変化や都市に暮らす生活者についての多面的な調査・分析をもとに、将来のライフスタイルやニーズを予測し、生活者のより良い暮らしのためのさまざまな提言を行っています。
情報提供:JPubb