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2023-11-07 00:00:00 更新

英領北海シーガル海上鉱区で原油・天然ガスの生産を開始

英領北海シーガル海上鉱区で原油・天然ガスの生産を開始

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2023年11月7日

石油資源開発株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:藤田 昌宏、以下「当社」)は、当社在外連結子会社であるJAPEX UK E&P LIMITED(以下「JUK」)を通じて権益を保有する英領北海のシーガル海上鉱区(以下「シーガル鉱区」)にて、本年11月に原油および天然ガスの生産を開始しましたので、お知らせいたします。

シーガル鉱区は、イギリス・スコットランド北東部アバディーンの東方沖およそ230kmの英領北海中央部に位置する油ガス田で、JUKは2014年3月に鉱区権益の15%を取得し探鉱段階から参画しています。2019年3月に、鉱区権益を保有する英BP 社(以下「BP」)、英Neptune Energy社(以下「Neptune」)、ならびにJUKの3社で、原油・天然ガス開発に係る最終投資決定を実施し、坑井の掘削や生産供給設備に係る作業を進めてきました。

この度生産を開始し、段階的に生産量を引き上げ、並行して開発作業を継続していく予定です。開発予定の全4坑井を合わせた生産能力は、原油換算日量5万バレルを見込んでいます。

シーガル鉱区で生産する原油および天然ガスは、BPの既存海上施設であるETAP(Eastern Trough Area Project)の中央処理施設(CPF:Central Processing Facility)で処理したうえで、原油はフォーティーズパイプラインシステム経由でスコットランド東部グランジマウスのキネールターミナルへ、天然ガスはイングランド北部ティーズサイドのCATS(Central Area Transmission System)処理ターミナルへそれぞれ輸送し、販売されます。生産および輸送における既存設備の活用は、シーガル鉱区の経済性向上や作業効率化、また周辺環境への負荷の低減に貢献しています。

シーガル鉱区の概要については、別紙を参照ください。

当社は、時代に合わせたエネルギーを安定供給する「総合エネルギー企業」として、今後の石油・天然ガス需要に応えるための開発投資を継続すると同時に、2050年カーボンニュートラル社会実現に必要とされるCCSなどの技術開発へも積極的に取り組んでまいります。

別紙についてはPDF版を参照ください。

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