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2023年11月2日
東日本電信電話株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:澁谷 直樹、以下「NTT東日本」)は、スマートホーム分野における世界標準規格である「Matter」の標準化団体 Connectivity Standards Alliance(本部:アメリカ合衆国カリフォルニア州、President and CEO:Tobin Richardson、以下「CSA」)に「Participant」会員として加盟※1しました。なお、CSAへの加盟は日本の通信事業者としては初めて※2となります。
NTT東日本はCSAへの加盟を機に、ライフスタイルの変化に伴う便利で快適な生活へのニーズや、高齢化社会に伴う健康で安心な暮らしへのニーズの高まりに、スマートホームの領域から応えていくための取り組みを開始いたします。本取り組みを推進するにあたっては、スマートホームに取り組まれているIoT事業者だけではなく、集合住宅の建設・管理を行われている事業者さま、住宅向けサービスを提供されている事業者さま、医療/介護サービス関連の事業者さま等の多くの企業さまとパートーナーシップを通して連携することで、より多くの事業者さま・利用者さまに価値を提供することをめざしてまいります。
連携の実現に向け、NTT東日本はNTTe-City Labo ※3内にスマートホームラボを開設予定です。スマートホームラボでは、NTT東日本が取り組むMatterを活用したスマートホームの体験や、Matterに関連する共同実証・開発を行っていただけます。これに加えて、さまざまな企業さまが提供される最新のスマートホーム関連機器の実機展示・体験コーナー開設も予定しておりますので、これらをパートナー企業さまにもご活用いただくことで、社会ニーズの充足に貢献できる新たなスマートホームモデルを共同で実現することをめざしてまいります。
Matterはメーカー横断でIoT機器間の接続を実現することで、利用者の利便性向上と、各メーカーの開発負担の低減および開発迅速化を目的に策定された規格です。Wi-Fiを始めとした実証済みの技術に基づいて構築されたIPベースの接続プロトコルであり、信頼性が高く安全な IoT 機器との接続を可能としています。これにより、IoT機器メーカーは自社製品にMatterの認証を受けることで、高い信頼性と、設計上の安全性、相互の互換性を訴求することが可能となります。
現在Matterが対応しているIoT機器は照明器具、冷蔵庫、エアコン、食器洗い機、洗濯機、ロボット掃除機、空気清浄機、スマートロック、各種住宅用センサー類など多岐におよび、今後さらなる拡大も予定されています。
団体名 | Connectivity Standards Alliance |
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事業内容 | IoT関連規格の維持・策定 |
President and CEO | Tobin Richardson |
所在地 | 508 2nd Street, Suite 109B Davis, CA 95616 USA |
設立 | 2002年10月 |
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情報提供:JPubb