2023 年 10 月 31 日
テスホールディングス株式会社
バイオマス燃料の第三者認証である GGL 認証付き
PKS 燃料を初出荷いたしました
テスホールディングス株式会社(本社:大阪市淀川区、代表取締役社長:山本 一樹、以下「当社」)は、インドネシアにおいてバイオマス燃料を販売する PT INTERNATIONAL GREEN ENERGY(当社連結子会社、以下「IGE」)が、持続可能なバイオマスの認証制度である GGL 認証(Green Gold Label)付きの PKS※燃料を日本国内のバイオマス発電事業者に向けて初出荷したことをお知らせいたします。
■GGL 認証燃料供給によって、より持続可能なバイオマス燃料の供給を促進
IGE では 2021 年 12 月に GGL 認証を取得しており、2023 年 10 月、同社として初めてとなる GGL 認証付きの PKS 燃料を日本国内のバイオマス発電事業者に向けて約5千トンを出荷いたしました。
GGL 認証は、2002 年に発足した歴史の長い持続可能なバイオマスの認証のひとつであり、調達されたバイオマス製品が持続可能な方法で生産されたという保証を提供するスキームです。日本においては、再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT 制度)に係る事業計画策定ガイドライン(バイオマス発電)で定められた第三者認証のひとつとなっております。
同ガイドラインでは、主産物、副産物のいずれも農産物の収穫に伴って生じるバイオマス燃料を使用する場合、バイオマス燃料の持続可能性(合法性)を確保し、第三者認証が必要であると定められていることからも、より一層、バイオマス燃料の供給における持続可能性(合法性)確保の必要性が高まっております。
当社グループでは、2020 年4月より IGE における PKS 燃料販売を開始しており、2023 年 10 月末時点で累計約 32 万トン(内、GGL 認証燃料:約5千トン)の PKS 燃料を出荷してまいりました。今後も GGL 認証付きの PKS 燃料販売を行っていくことで、より持続可能なバイオマス燃料の供給を進めてまいります。
■今後の展望
現在、日本政府は 2021 年 10 月に閣議決定された第6次エネルギー基本計画において、2030 年までに国内電源構成に占める再生可能エネルギーの割合を 36~38%程度(2021 年度は 20%)にする目標を立てております。当社グループは、今後も再生可能エネルギーの普及による脱炭素化、及び持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
※ Palm Kernel Shell の略称で、パーム椰子の種からパーム油を搾油した後に残った椰子殻のことです。
■本件に関するお問い合わせ先
テスホールディングス株式会社 広報・IR チーム
https://www.tess-hd.co.jp/contact/ ※当社グループは、テレワーク・時差出勤を取り入れております。
そのため、お電話での対応ができない場合がございますので、ホームページよりお問い合わせください。
ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。