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2023-10-31 16:00:00 更新

松島火力発電所の今後について~GENESIS松島計画の推進とCO2削減目標に向けた既存設備の更新~

2023年

ニュースリリース

松島火力発電所の今後について
~GENESIS松島計画の推進とCO2削減目標に向けた既存設備の更新~

2023年10月31日
電源開発株式会社

電源開発株式会社(以下「Jパワー」、本社:東京都中央区、代表取締役社長 社長執行役員:菅野 等)は、GENESIS松島計画(CO2フリー水素発電を目指した設備更新計画)を引き続き推進するため、2024年度末をもって松島火力発電所の既存2基を休廃止することを決定しました。

当社は「J-POWER "BLUE MISSION 2050"」において、2050年のカーボンニュートラルと水素社会の実現に向け、中間目標として2025年度のCO2排出量を3,960万トン以下(2013年度実績比920万トン・19%削減)とすることを目指しています。そのため、再生可能エネルギーの重点的な開発と原子力の着実な推進に加えて、CO2フリー水素発電を目指したGENESIS松島計画を推進してきました。

今般、カーボンニュートラル実現に向けた取組みの一環として、2024年度末をもって松島火力発電所の稼働を停止することとし、これに伴い、1号機は廃止、2号機はGENESIS松島計画に向けて休止することとしました。1号機の一部設備や敷地は、引き続きGENESIS計画や、将来のカーボンニュートラル施策に向けて活用していく予定です。なお、休廃止に伴う2024年3月期の業績への影響は、軽微である見通しです。

また、GENESIS松島計画は、下表の通り2026年着工、2028年度運転開始を目指します。当社は、水素社会への構造転換と、安定したエネルギー供給の両立を目指し、引き続き、GENESIS松島計画の検討や環境影響評価の手続きを推進し、計画実現に向けて積極的に取り組んでいきます。将来的にはバイオマス・アンモニア燃料の導入、CCUSの実現なども含めて、国内におけるカーボンフリー火力の先進地を目指し、今後も松島の地で事業を継続していきます。



(休廃止設備の概要)

発電所名松島火力発電所
所在地長崎県西海市大瀬戸町
号機1号機2号機
出力50万kW50万kW
燃料石炭石炭
運転開始1981年1月1981年6月


(GENESIS松島計画の概要)

所在地長崎県西海市大瀬戸町
発電出力約50万kW
工事開始2026年(見込み)
運転開始2028年度(見込み)

以上

添付書類

本文(PDF:165KB)


情報提供:JPubb

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