2023 年 10 月 27 日
2024 年夏より本社工場における太陽光発電を開始山陽特殊製鋼株式会社(本社 兵庫県姫路市、代表取締役社長 宮本 勝弘)は、本社工場内での太陽光発電導入を決定しました。PPA モデル※による自家消費方式で建物面積約 5,600 ㎡の製品倉庫の屋上に太陽光発電設備を設置するもので、2024 年夏頃の完成を予定しています。完成後は、太陽光発電設備を設置する製品倉庫および本社事務所の年間電力消費量を上回る約 60 万 kWh/年の電力を太陽光発電による再生可能エネルギーで賄うことが可能となり、年間約 200 トンの CO2排出量を削減できる見込みです。
当社グループでは、2050 年カーボンニュートラルの実現に向けて、欧州 Ovako で 2023 年 9 月にカーボンフリー水素プラントが稼働したほか、インド SSMI は 2024 年 3 月から太陽光発電による再エネ由来電力を購入し、自社の特殊鋼製造工程で使用する予定です。
当社は、2030 年度に自社で排出する CO2排出量(Scope1、2)を 2013 年度比 50%以上削減する目標の達成に向けて、製造現場を中心とした全社の省エネ対策やエネルギー効率を高めるエコプロセスやグリーンエネルギー活用等を推進していまいります。
※PPA(Power Purchase Agreement)モデル:電力使用者が提供した敷地や屋上等のスペースに、太陽光発電設備の所有・管理を行う PPA 事業者が発電設備を設置し、発電された電力を電力使用者に供給する契約形態
■太陽光発電設備を設置する製品倉庫
以上
≪お問い合わせ先≫ 山陽特殊製鋼株式会社 総務部広報グループ (TEL:079-235-6002)