2023 年 10 月 26 日
日 本 ア ジ ア 投 資 株 式 会 社

完全ＮＯＮ－ＦＩＴ型木材・製造業生産副産物ハイブリッド燃料に よる脱炭素電源「パワーエイド三重シン・バイオマス®松阪発電所」 起工式のお知らせ

日本アジア投資株式会社（代表取締役社長：下村 哲朗、本社：東京都千代田区、以下「当社」）は、パワーエイド三重シン・バイオマス®松阪発電所（以下「本発電所」）において、発電所の建設に向けて２023 年 10 月 17 日に起工式が執り行われましたので、お知らせいたします。

本発電所は、パワーエイド三重合同会社(代表社員：バイオマスパワーテクノロジーズ株式会社、職務執行者：西川 弘純、本社：三重県松阪市、以下「パワーエイド三重」)が三重県松阪市において開発し当社が他の出資者と共に開発資金の一部を出資している、完全ＮＯＮ－ＦＩＴ型（※）の木材・製造業生産副産物ハイブリッド燃料による脱炭素電源です。

記

1. パワーエイド三重シン・バイオマス®松阪発電所について

本発電所は、三重県多気町に所在するホクト株式会社（以下「ホクト」）の三重きのこセンターから排出される廃菌床（使用済み培地）、ならびに、主に中部圏から排出されるリサイクル木材チップおよびプラスチック系資源を発電燃料としています。発電された電力は、１５年間にわたり燃料サプライヤーであるホクトに対して供給される予定であり、多気町の廃棄物処理業務の負担を低減しつつ、地域における資源・エネルギー循環経済の構築に貢献するものです。

本発電所を開発するパワーエイド三重は、三重県松阪市に所在する本発電所の建設・運営を目的に、バイオマスパワーテクノロジーズ株式会社（代表取締役：北角 強、本社：三重県松阪市、以下「BPT」）を代表社員として設立された会社です。当社は、他の出資者と共に、本発電所の開発資金の一部を出資しています。

今後、ＢＰＴは、ホクトをメインの事業パートナーとして、ホクトきのこセンターが立地する長野・静岡・富山・香川県等、他地域においても、本プロジェクト展開を構想・提案していく計画です。

※ ＦＩＴ制度とは、「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」のことであり、「太陽光」「風力」「水力」「地熱」「バイオマス」のいずれかによる再生可能エネルギーで発電した電気を、電力会社が一定価格で一定期間買い取ることを国が約束する制度です。

本発電所概要
発電所名 パワーエイド三重シン・バイオマス®松阪発電所
運営会社 パワーエイド三重合同会社
ＵＲＬ https://www.power-aid-group.co.jp/
発電所所在地 三重県松阪市木の郷町 24 番地 （ウッドピア松阪内）
発電規模 １９９０kW（株式会社タクマ製ハイブリッド燃焼対応型トラベリングストーカ式
ボイラを採用）
年間想定発電量 約１６４７万 kWh （想定送電量：約１５１５万 kWh）

本発電所は２０２５年１月の運転開始を予定しており、2023 年 11 月から建設を開始するに当たり、今般起工式が執り行われました。

2. 当社の投資活動を通じた SDGｓへの取り組み

当社は、「日本とアジアをつなぐ投資会社として少子高齢化が進む社会に安心・安全で質と生産性の高い未来を創る」を経営理念とし、投資活動を通じて SDGｓに掲げられた持続可能な経済成長に広く貢献することを経営の重要課題と位置づけております。

再生可能エネルギープロジェクトでは、メガソーラー・屋根置き型蓄電池付き太陽光発電システム・木質バイオマス・食品廃棄物を活用したバイオガスなど、多様な再生可能エネルギー発電所のプロジェクトに投資を行い、SDGｓの掲げる 2030 年までの再生可能エネルギー割合の大幅拡大や廃棄物による環境負荷の大幅軽減に貢献いたします。

当社は、今後も経営理念の実現に向けて、再生可能エネルギープロジェクトへの投資を推進してまいります。

会社概要 日本アジア投資株式会社
本社所在地 東京都千代田区九段北三丁目 2 番 4 号
代表取締役社長 下村 哲朗
URL https://www.jaic-vc.co.jp

会社概要 パワーエイド三重合同会社
本社所在地 三重県松阪市小片野町 1751 番地 1
（三重エネウッド株式会社内）
代表社員 バイオマスパワーテクノロジーズ株式会社
職務執行者 西川 弘純
URL https://www.power-aid-group.co.jp/

会社概要 バイオマスパワーテクノロジーズ株式会社
本社所在地 三重県松阪市小片野町１７９０番地１
代表取締役 北角 強
URL https://bpt.co.jp/

以上

【お問い合わせ先】
⽇本アジア投資株式会社 管理グループ 丸⼭（ir@jaic-vc.co.jp）