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MHIET、発電用及び舶用向けエンジンにおける水素化植物油(HVO燃料)の使用承認
2023-10-12
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◆ 欧州規格のEN15940に適合したHVO燃料の使用を承認
◆ 様々な業界におけるカーボンニュートラル化に貢献
三菱重工グループの三菱重工エンジン&ターボチャージャ株式会社(MHIET、社長:古殿通義、本社:相模原市中央区)は、MHIETの製品における水素化植物油(HVO:Hydrotreated Vegetable Oil、以下HVO燃料)の使用を承認しました。適用対象となるエンジンは、発電及び舶用で用いられるSM・SD・SB・SA・SH・SR・SU機種であり、欧州規格のEN15940に適合したHVO燃料単独、及び軽油と混合してご使用可能です。(注1)
HVO燃料への転換により、温室効果ガス排出量を最大で90%削減可能になることから、カーボンニュートラル化に貢献する燃料として期待されており、これまで多くのお客様からもHVO燃料を使用したいとの声をいただいておりました。
HVO燃料はバイオ燃料の一つであり、植物油、廃食油や動物性の油脂を原料として、水素化処理によって精製される燃料です。軽油に近い性状であることに加え、長期の安定性を有しているといった特徴があります。現在稼働中の当社製エンジンにHVO燃料を使用する場合であっても改造不要であるほか、従来どおりのメンテナンス間隔で運用可能です。(注2)
三菱重工グループは2040年のCO2排出量ネットゼロ達成を掲げた「MISSION NET ZERO」に取り組んでおり、その一環として今回のHVO燃料使用承認に至りました。MHIETは今後も長年培ってきた技術を活かし、エンジンメーカーとしてお客様のカーボンニュートラル化に貢献していきます。(注3)
情報提供:JPubb