本ページでは、プレスリリースポータルサイト「JPubb」が提供する情報を掲載しています。
日本証券クリアリング機構(以下「JSCC」という)は、グローバルでブロックチェーン/分散台帳技術(DLT)の標準化に取り組む非営利団体「Hyperledger Foundation」及びその上位組織「The Linux Foundation」に正式に加入したことをお知らせします。
JSCCでは、本年1月に開始したゴム先物取引の受渡決済業務プラットフォームにおいて、ブロックチェーンである「Hyperledger Besu」を初めて本番導入しましたが、これは「Hyperledger Foundation」が推進するオープンソースソフトウェア(OSS)の1つです。また、これまでその他の実証実験等においてもHyperledgerシリーズのオープンソースソフトウェアを複数活用しています。
将来、金融市場においてブロックチェーンの活用が拡大した場合、標準化されたオープンソースソフトウェアの安定的な供給が、グローバルでの仕様の標準化やエコシステムの形成に繋がる可能性があるため、JSCCは「Hyperledger Foundation」のミッションに共感するとともに、今後のオープンソースソフトウェアの発展に貢献していきたいと考えています。
Hyperledger Foundationは、ブロックチェーン技術のオープンソースソフトウェアによるエコシステムの育成により、エンタープライズマーケットに透明性と効率性をもたらすことを目的として、2015年に設立されました。Hyperledger Foundationは、The Linux Foundationのプロジェクトの1つとして、会員、非会員、個人の協力者及びソフトウェア開発者によるコミュニティを運営しており、そこではブロックチェーン及び分散台帳関連技術を活用し、エンタープライズグレードの複数参加者向けプラットフォーム、ライブラリ及びソリューションを構築しています。
詳細は以下ページをご確認ください。
Hyperledger Foundation
Hyperledger Foundationのプレスリリース
Hyperledger Foundationの会員一覧
The Linux Foundationの概要
JSCCにおけるゴム先物取引の受渡決済プラットフォームについて
プレスリリース |
---|
お問合せ
株式会社日本証券クリアリング機構 清算企画部
電話:03-3665-1234(代表)
情報提供:JPubb