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2023年10月06日
ヤンマーホールディングス株式会社
<都市ガス混焼仕様ディーゼル非常用発電機「AY20L」>
ヤンマーホールディングスのグループ会社であるヤンマーエネルギーシステム株式会社(以下、ヤンマーES)は、ディーゼルエンジンの吸入空気に都市ガスを混合し、停電時の運転時間延長を実現する都市ガス混焼仕様のディーゼル非常用発電機を業界で初めて※1開発しました。本機は2023年10月10日より受注を開始します。
日本国内において、消防法、建築基準法では、病院やホテルなどへの消防用設備の設置と、電源が必要な設備に対して非常用電源の設置が義務付けられています。また、内閣府では、被災後7日程度は災害対応できるよう備えることが望ましいとしており、企業やオフィスビルなどのBCP対応が求められています。
都市ガス混焼仕様のディーゼル非常用発電機では、十分な備蓄燃料を確保できない施設でも、一般停電時には都市ガスを混焼※2させることで主燃料であるA重油・軽油といった液体燃料の消費量を低減し、およそ7日間(168時間)※3の運転が可能となります。また、液体燃料のみで運転する場合に比べ、CO2やSOxの排出量が少なく、環境負荷を低減した運転を行います。
ヤンマーESは今後も、災害時でも安心して仕事・生活ができる社会の実現に向け、お客さまのBCP対応に貢献するソリューションを提供していきます。
受注開始日:2023年10月10日(火)
主な仕様:
型式 | AY20L | AY40L |
---|---|---|
発電機容量 | 500/625kVA | 750/1,000/1250kVA |
使用燃料 | 主燃料:A重油、軽油 副燃料:都市ガス13A | 主燃料:A重油、軽油 副燃料:都市ガス13A |
周波数 | 50Hz(1,500min-1)、60Hz(1,800min-1) | 50Hz(1,500min-1)、60Hz(1,800min-1) |
始動時間 | 40秒/10秒 | 40秒/10秒 |
外形※ | 5,550 × 2,900 × 3,230mm | 7,850 × 2,402 × 4,045mm |
質量※ | 約10,200kg | 約17,400kg |
<都市ガス混焼による燃料供給イメージ>
<環境負荷低減のイメージ>
「YANMAR GREEN CHALLENGE 2050」について
1912年に大阪で創業したヤンマーは、1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功した産業機械メーカーです。「大地」「海」「都市」のフィールドで、エンジンなどのパワートレインを軸に、アグリ、建機、マリン、エネルギーシステムなどの事業をグローバルに展開。環境負荷フリー・GHGフリーの企業を目指し、顧客価値を創造するソリューションを提供しています。未来を育むヤンマーの価値観「HANASAKA」を基盤に、ブランドステートメントとして掲げる“A SUSTAINABLE FUTURE”を実現します。
ヤンマーエネルギーシステム株式会社
発電システム営業部
E-mail:
ヤンマーホールディングス株式会社
ブランド部コミュニケーション部 広報担当
E-mail: koho@yanmar.com
情報提供:JPubb