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2023年10月02日
ベトナム国におけるバイオマス燃料製造・販売事業に関する株式会社国際協力銀行及び
株式会社三井住友銀行協調融資契約締結のお知らせ
-脱炭素社会の実現を見据えたバイオマス燃料の長期安定確保に貢献-
イーレックス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:本名均、以下「当社」)は、株式会社国際協力銀行(本社:東京都千代田区、JBIC、総裁:林 信光)及び株式会社三井住友銀行(本社:東京都千代田区、頭取CEO(代表取締役)福留 朗裕)との間で、当社がEREX SAKURA BIOMASS TUYEN QUANG CO., LTD(以下「erex TQ」)及びEREX SAKURA BIOMASS YEN BAI CO., LTD(以下「erex YB」)を通じて実施するバイオマス燃料製造・販売事業(以下、「本事業」)に向け、それぞれ融資契約を締結したことを下記の通りお知らせいたします。
本融資はいずれも株式会社国際協力銀行と株式会社三井住友銀行の協調融資により実施されるものです。
また、本件は、当社がベトナム国 Yen Bai 省・Tuyen Quang省において本事業を実施するにあたり、erex TQ及びerex YBへ出資するために必要な資金を本融資にて調達を行うものです。
記
本事業は、再生可能エネルギーの開発・導入の観点から、ベトナム国における新設バイオマス発電所建設(PDP8承認案件)に先立ち、未利用の木質残渣等を木質ペレットに加工し、販売する事を目的として、ベトナム国 Yen Bai 省・Tuyen Quang省において木質ペレット工場の建設を進めるものです。
erex TQ及びerex YBの木質ペレット工場で製造される木質ペレットは全量当社が引き取り、その半量は日本国内における発電に利用する予定です。
ベトナム国は、2050年までにカーボンニュートラルな社会の構築の実現に向けた動きが活発化している国であります。本事業は、ベトナム国における豊富な木質残渣等未利用のバイオマス資源を利用し、木質ペレットへの加工やバイオマス発電所を建設する事で、同国のCO2削減目標の達成に寄与すると共に、所得向上や雇用の創出、経済の活性化にも貢献するものです。
当社は、「新たな発想と行動力で、未来を切り拓く」をミッションに2030年ビジョンである「再生可能エネルギーをコアに電力新時代の先駆者になる」を掲げ、国内外での再生可能エネルギー事業を推進しております。
本事業を通じて、ベトナム国の電力供給安定化および CO2 削減目標達成への貢献、エネルギー自給率の向上等を目的として、バイオマス事業を行ってまいります。
以上
情報提供:JPubb