2023 年 9 月 8 日
自社保有「東京・関西ユビキタスビル」の使用電力全てを再生可能エネルギーに転換株式会社クレディセゾン(本社:東京都豊島区、代表取締役(兼)社長執行役員 COO:水野 克己、以下:当社)は、2023 年 8 月より、カードビジネス等のお客様と応対するコールセンター機能・オペレーション業務を行う約 1,500 名在籍の「東京ユビキタスビル」における使用電力(※1)の全量について、トラッキング付 非化石証書(※2)を活用した実質再生可能エネルギー由来 100%の電力(以下:再エネ電力)への切り替えを実施いたしました。
本取り組みにより、当社の事業活動における CO2 排出量(※3)は年間約 38%(約 1,435t-CO2) 削減され、当社全体の電力使用量に占める再エネ電力比率は約 36%となる見込みです(2021 年度比)。
また、2023 年 12 月には東京と同機能で約 1,000 名在籍する「関西ユビキタスビル」への同程度の再エネ電力導入を予定しており、導入後の当社の事業活動における CO2 排出量(※3)は年間約 58%(約2,193t-CO2)削減、当社全体の電力使用量に占める再エネ電力比率は約 61%となる見込みです(2021年度比)。
これは、当社が 2022 年 6 月から開示を始めた「気候関連財務情報開示タスクフォース(以下:TCFD)提言に沿った情報開示」における当社グループ 6 社の 2030 年 GHG 排出量削減目標 42% のうち 12%を削減できる計画となります。
東京ユビキタスビル(東京都中野区)
当社グループは、持続可能な社会の実現に向けて、TCFD 提言への賛同および TCFD コンソーシアムへの参画、TCFD 提言に沿った情報開示のほか、「CDP 気候変動 2022」における B スコア獲得など強化しております。
また、2022 年 6 月より決済データから CO2 排出量を可視化できるカーボンニュートラル視点のクレジットカード「SAISON CARD Digital for becoz」を発行するなど、CO2 排出量削減に向けた取り組みを積極的に進めております。
今後も、「サービス先端企業」という経営理念のもと、当社独自のノウハウ、経営資源、そして社員一人ひとりの経験を活かし、クレディセゾングループだからこそできる社会の発展・課題解決に向けて、日々の事業を通じて貢献することで、今よりもっと便利で豊かな持続可能な社会をつくってまいります。
※1 非常用自家発電を除く
※2 トラッキング付:非化石証書に対して非化石電源の電源種別・運転開始日などの情報を付与すること
非化石証書:発電時に石油や石炭などの化石燃料を使用せず、大気中の二酸化炭素を増加させない「非化石電源」で発電された
電気から、発電時に二酸化炭素を排出しない「環境的な価値」を切り離して証書化したもの
※3 Scope1・2 合計
■当社グループのサステナビリティに関する取り組みについて
・サステナビリティ関連 https://corporate.saisoncard.co.jp/sustainability/esg/
・統合レポート https://corporate.saisoncard.co.jp/ir/integrated_report/
・環境への取り組み https://corporate.saisoncard.co.jp/sustainability/environment/
・クレディセゾン公式 note「セゾンの未来会議」 https://note.saisoncard.co.jp/