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2023年8月21日
ミネベアミツミ株式会社
ミネベアミツミグループのタイ現地法人であるNMB-Minebea Thai Co., Ltd.(以下 ミネベアタイ)は、タイ王国発電公社(Electricity Generating Authority of Thailand 以下 EGAT)との間で、カーボンニュートラルに向けた再生可能エネルギー利用のための、スマートエネルギー技術に関する覚書(Memorandum of Understanding以下 MOU)に調印いたしましたので、お知らせいたします。
2023年7月18日にバンコク市内にておこなわれた調印式には、Warit Rattanachuen氏(EGAT Assistant Governor – Research, Innovation and Business Development)、坂主 克浩(ミネベアタイ 総支配人)のほか、貝沼 由久(ミネベアミツミ 代表取締役会長 CEO)、Noppavan Kanjanavan氏(EGAT Deputy Governor – Administration)、Thidade Eiamsai氏(EGAT Deputy Governor - Power Plant Development and Renewable Energy)、Sunee Cherdchucharti(ミネベアタイ Director)、ならびにAthip Tantivorawong氏(INNOPOWER Company Limited Chief Executive Officer)が出席しました。
Noppavan Kanjanavan氏(EGAT Deputy Governor)は、「このたびの両者協力および連携は、太陽光発電システム、エネルギー貯蔵システム、スマート道路灯システム、インテリジェントで効率的なエネルギー管理システムを統合し融合した、スマートキャンパスエリアにおけるスマートエネルギーソリューションの共同開発です。EGATのエネルギー管理プラットフォームにより、すべてのシステムを完全に連携させることができるようになります。これにより、クリーンエネルギーのレベルを向上させることができ、電力コストの削減、ならびに電力の使用効率を最大化し、EGATとタイのカーボンニュートラルおよび温室効果ガス排出ゼロの目標を達成します。」と発言されました。
貝沼 由久(ミネベアミツミ 代表取締役会長 CEO)は、「当社のタイ工場で現地の従業員が製造したスマート道路灯システムが、タイで使われていることは大変喜ばしいことです。この提携により、EGATとミネベアミツミグループは、クリーンエネルギーイノベーションの発展に利益をもたらす、エネルギー技術とスマートシティの開発において良好な関係を構築し、協力範囲を拡大する絶好の機会となります。さらなる事業展開の機会を含め、グリーン電力の利用に向けて推進してまいります」と述べました。
なお、この協力および提携は、EGATとINNOPOWER Company Limitedのスマート・キャンパス・プロジェクトの一環であり、EGATグループの企業でエネルギー革新とスマートシティを通じて大学内のエネルギー消費レベルおよびその効率を向上させます。このプロジェクトは、チェンマイ・ラジャバット大学のウィアンブア地区とメーリムセンター地区で開始され、2024年半ばのオープンに向けて準備が進められています。
ミネベアミツミは、世界シェアNo.1*製品である、機械の回転をスムーズにするミニチュア・小径ボールベアリング(軸受)や、1直リチウムイオン電池用保護ICなどをはじめとする、超精密加工技術を代表するコア技術を中心に、モーター、センサー、半導体など、様々な機械・電子部品を手がける相合(そうごう)**精密部品メーカーです。当社の超精密技術は、エアコン・掃除機・ドライヤー、ゲーム機などの家電製品、スマートフォン・パソコンなどの情報機器、自動車・航空・宇宙製品、そして医療機器など、幅広い分野で使用され、目に見えないところで皆様の生活をお支えしております。
* ミネベアミツミ調べ
報道関係お問い合せ先 | ミネベアミツミ株式会社 広報・IR室 Phone: 03-6758-6703 Fax: 03-6758-6718 E-mail: koffice@minebeamitsumi.com |
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