2023年8月17日

シャープ株式会社

高い省エネ性能と乾燥力に加え、節水性やお手入れの手間を軽減する「ラク家事」機能も強化

プラズマクラスタードラム式洗濯乾燥機3機種を発売

左から、プラズマクラスタードラム式洗濯乾燥機＜ES-X11B-S（クリスタルシルバー）/-T（リッチブラウン）＞、

＜ES-V11B-N（アッシュゴールド）＞、＜ES-G11B-S（シルバー系）＞

シャープは、高い省エネ性と乾燥力を備え、お手入れの手間を軽減する「ラク家事」機能を強化したプラズマクラスタードラム式洗濯乾燥機3機種を発売します。

新製品は、2018年度以降の最上位モデル※1に搭載して好評の「乾燥フィルター自動お掃除」機能を全機種に搭載。乾燥効率の低下を抑えながら、お手入れの手間も省きます。また、当社独自のセンシング技術※2により、衣類の種類や汚れ具合、乾き具合に合わせて、最適な運転制御を行うことで消費電力を抑え、業界トップクラス※3の省エネを実現しました。さらに、最上位モデルの＜ES-X11B＞は、独自のハイブリッド乾燥技術と温度・湿度センサー、AI制御を組み合わせた「ハイブリッド乾燥NEXT」により、消費電力をより一層抑え、業界最高水準※4の省エネ性能を実現しています。

お手入れの手間を軽減する「ラク家事」機能も強化。従来機種から搭載されていた「乾燥ダクト自動お掃除」機能の進化に加え、新たに「ドアパッキン自動洗浄」機能を搭載しました。乾燥運転時にドアパッキンの内側に付着したホコリを次の洗濯運転時に洗い流すことで、ホコリの蓄積を抑制します。

加えて、水道水を毎秒100万個以上の微細な水滴にして噴射※5するマイクロ高圧シャワーを応用した「高圧シャワーすすぎ」を新開発しました。節水性を追求しながら、効率よくすすぎを行うことで、衣類の洗剤残りを抑制します。

■ 主な特長

1．「乾燥フィルター自動お掃除」機能と当社独自のセンシング技術により、業界トップクラスの省エネを実現

2．「乾燥ダクト自動お掃除」機能の進化や新搭載の「ドアパッキン自動洗浄」機能により、乾燥効率の低下を抑え、日々のお手入れの手間を軽減

3．「高圧シャワーすすぎ」を新開発。節水しながら効率よくすすぎ、衣類の洗剤残りを抑制

※1 2018年度モデル＜ES-W111＞以降の当社プラズマクラスタードラム式洗濯乾燥機最上位モデル。

※2 ＜ES-X11B＞7つのセンサー（温度・湿度・水位・重量・泡・光・振動）、＜ES-V11B/G11B＞5つのセンサー（温度・湿度・水位・重量・振動）が洗濯状況に合わせ自動で最適な運転パターンを選択。

※3 国内で販売されている洗濯容量11kgクラス洗濯乾燥機および乾燥容量6kgクラス洗濯乾燥機において。＜ES-V11B/G11B＞洗濯～乾燥6kg：消費電力量880Wh。2023年8月17日現在。（数値は日本電機工業会自主基準による。）

※4 国内で販売されている洗濯容量11kgクラス洗濯乾燥機および乾燥容量6kgクラス洗濯乾燥機において。＜ES-X11B＞洗濯～乾燥6kg：消費電力量600Wh。2023年8月17日現在。（数値は日本電機工業会自主基準による。）

※5 100～500μmの水滴を毎秒100万個以上噴射。水道水圧や周囲の環境により、シャワーの水圧は変動することがあります。

■ 主な特長

1．「乾燥フィルター自動お掃除」機能と当社独自のセンシング技術により、業界トップクラスの省エネを実現

新製品は、乾燥運転のたびに乾燥フィルターに溜まったホコリを自動でお掃除する※6ことで、お手入れの手間を省きつつ、風通しを良くして乾燥効率の低下を防ぐ「乾燥フィルター自動お掃除」機能を搭載。また、「温度」や「湿度」をはじめとするさまざまなセンサーで洗濯の状況を検知して最適な運転制御を行うことで、消費電力を抑え、業界トップクラスの省エネ性能を実現しました。

さらに、最上位モデルの＜ES-X11B＞は、ヒートポンプとサポートヒーターの組み合わせによる乾燥力が好評の「ハイブリッド乾燥NEXT」を搭載。乾燥運転の開始時に温度・湿度センサーで衣類から発せられる湿気の量などから素材を見極め、運転中には衣類の乾き具合を細かくセンシングしながら、衣類を温めるヒーターと衣類から出る湿気を除湿するヒートポンプを同時にAI制御※7します。これにより、衣類に合わせた乾燥が可能となり、乾きやすい衣類と判断した場合は乾かしすぎず効率よく運転することで、業界最高水準の省エネを実現しました。

※6 乾燥フィルターはメインとサブの2種類で構成されています。メインの乾燥フィルターを自動でお掃除します。

※7 温度センサーと湿度センサーで衣類の乾きやすさを判別し、結果に応じて事前に組み込まれたプログラムの中から最適なヒーターとコンプレッサーの制御を実施。

加えて、厚手のパーカーなど乾きにくい衣類と判断した場合は衣類温度を約60℃に保つように運転。衣類の温度低下を防ぐことで乾燥ムラを抑制※8します。乾燥にかかる時間も抑えられるので消費電力量を低減することが可能です。

※8 当社実験による。綿70～75％の衣類4kgを標準コース（洗濯～乾燥）で運転。洗濯機設置場所の環境や衣類の量、素材（綿、化繊、化繊混紡）、厚さ、織り方、組み合わせにより、効果が異なる場合があります。

2．「乾燥ダクト自動お掃除」機能の進化や新搭載の「ドアパッキン自動洗浄」機能により、乾燥効率の低下を抑え、日々のお手入れの手間を軽減

日々のお手入れの手間を軽減するため、乾燥ダクト（乾燥の送風経路）に残るホコリや洗剤成分を自動で洗い流す「乾燥ダクト自動お掃除」機能を全機種に搭載。乾燥効率の低下を抑えます。上位モデルの＜ES-X11B/V11B＞には、新構造の乾燥ダクト※9を採用。糸くずノズルをダクト上部に設置し、約180度に幅広く散水できる形状にしたことに加え、ダクト内部の凹凸を減らすことで、洗浄水が壁面をスムーズに流れ、ダクト内面面積の約96%が洗浄可能※10となりました。

また、新たに「ドアパッキン自動洗浄」機能も搭載しました。乾燥運転時にドアパッキンの裏側に付着したホコリや汚れなどを、次の洗濯運転時にマイクロ高圧シャワーで洗い流す※11ことにより、水漏れの原因となるホコリなどの蓄積を抑制するほか、お手入れの手間を省きます。

※9 ＜ES-G11B＞は従来の乾燥ダクトです。

※10 当社実験による。ダクト内側に液体洗剤を塗布、30分程度放置乾燥し、新品タオル20枚（約1kg）を洗濯標準コースで運転した後の糸くずノズルによる洗浄効果を確認。

※11 ホコリ・糸くず・汚れの種類や程度などにより、洗い流せない場合があります。また、前回の乾燥運転から使用間隔が空くと、ホコリ・糸くず・汚れを洗い流せない場合があります。2～3週間に1回程度ドアパッキンをめくり、ホコリ・糸くず・汚れが付着している場合は必ず取り除いてください。

3．「高圧シャワーすすぎ」を新開発。節水しながら効率よくすすぎ、衣類の洗剤残りを抑制

すぐれた洗浄力を誇るマイクロ高圧シャワーを応用し、すすぎの効率をアップさせる「高圧シャワーすすぎ」を新たに開発。マイクロ高圧シャワーの水圧が洗濯槽の奥まで均一になるように吹き出し角度を調整し、高圧シャワーを吹き付けながら洗濯槽を高速回転することで、使用水量を抑えながら衣類の繊維に残る洗剤成分をしっかり洗い流します。

さらに、最上位モデルの＜ES-X11B＞は、排水フィルターを通過した後のきれいな水を再利用する循環ポンプと、洗濯槽内に張り付いた衣類を落とすタンブリング制御によって、追加で使用する水の量を抑制。洗濯11kg時※13に加え、新たに洗濯～乾燥6kg時においても業界最高水準※14の節水性を実現しました。

※12 当社実験による。2023年度モデル＜ES-X11B＞（マイクロ高圧シャワーあり）、2007年度モデル＜ES-HG92G＞（マイクロ高圧シャワーなし）でそれぞれ試験布（綿100%）と実用衣類1枚（綿66％、ポリエステル34％）の定格容量を標準コース（洗濯運転）にて粉末合成洗剤を使用して実施。洗濯機設置場所の環境や衣類の量、素材、厚さ、織り方、組み合わせにより、効果が異なる場合があります。

※13 国内で販売されている洗濯容量11kgクラス洗濯乾燥機において。洗濯11kg：標準使用水量75L。2023年8月17日現在。（数値は日本電機工業会自主基準による。）

※14 国内で販売されている乾燥容量6kgクラス洗濯乾燥機において。洗濯～乾燥6kg：標準使用水量49L。2023年8月17日現在。（数値は日本電機工業会自主基準による。）

■ その他の特長

高い洗浄力を発揮する当社独自の「マイクロ高圧洗浄」＜ES-X11B/V11B/G11B＞

高圧シャワーノズルから100～500μmの微細な水粒子を毎秒約100万個以上噴射する、当社独自の「マイクロ高圧洗浄」を搭載。しつこい汚れを繊維の奥からはじき出し、衣類の傷みを抑えながらしっかりと洗い流します。

経路が詰まりにくく、お手入れが簡単な「液体洗剤・柔軟剤自動投入」機能 ＜ES-X11B/V11B＞

液体洗剤や柔軟剤の投入時、水と一緒に洗濯槽に流し込む負圧方式を採用した「液体洗剤・柔軟剤自動投入」機能を搭載。粘度の高い液体洗剤や柔軟剤が、投入経路に詰まりにくい設計なので、6カ月に1回程度のお手入れで使用いただけます。また、さまざまな銘柄の洗剤に対応し、液体洗剤は54銘柄、柔軟剤は51銘柄※16から選択し登録することができます。使用する液体洗剤や柔軟剤を「COCORO WASH」サービスから登録すれば、銘柄に応じた基準量を簡単に設定できるほか、洗剤をタンクに補充するタイミングやタンクと投入経路のお手入れ時期も通知してくれます。

業界最高水準の低騒音を実現＜ES-X11B＞

シャープ独自の湿度センサーをはじめとする7つのセンサーが、洗濯の状況に合わせて最適な運転パターンを選択。洗剤の種類や量、衣類の布質、汚れ具合、乾き具合など、洗濯槽内の衣類の動きを検知するセンシング技術によりモーターの回転を抑えた運転が可能になったこと、無排気乾燥方式の導入により風切音が抑えられたことで、業界最高水準の低騒音※17を実現しました。

※15 当社実験による。綿50％、ポリエステル50％の衣類2kgを標準コース（洗濯～乾燥）で運転。洗濯機設置場所の環境や衣類の量、素材（綿、化繊、化繊混紡）、厚さ、織り方、組み合わせにより、効果が異なる場合があります。

※16 2023年8月17日現在。

※17 国内で販売されている洗濯容量11kgクラス洗濯乾燥機および乾燥容量6kgクラス洗濯乾燥機において。洗濯11kg：洗い30dB、脱水37dB。2023年8月17日現在。（数値は日本電機工業会自主基準による。）

本体を清潔に保つ「洗濯槽自動お掃除」＜ES-X11B/V11B/G11B＞

お洗濯のたびに、洗濯槽の裏側や黒カビが発生しやすい箇所などを洗い流します。

※18 ●試験機関：（株）総合水研究所 ●試験方法：外槽に菌を付着させた試験布を取り付けて洗濯運転にて測定 ●除菌方法：洗濯4kg標準コースによる ●対象部分：外槽（水槽前、水槽後ろ、ドラム、バランサー） ●試験結果：99％以上抑制 ●試験機種：＜ES-X11A＞（2022年度モデル、＜ES-X11B/V11B/G11B＞と同等）

※19 ●試験機関：（株）総合水研究所 ●試験方法：外槽に黒カビを付着させた試験布を取り付けて洗濯運転にて測定 ●抑制方法：洗濯4kg標準コースによる ●対象部分：外槽（水槽前、水槽後ろ、ドラム、バランサー） ●試験結果：99%以上抑制 ●試験機種：＜ES-X11A＞（2022年度モデル、＜ES-X11B/V11B/G11B＞と同等）

排水フィルターの掃除が簡単にできる「するポイフィルター」＜ES-X11B/V11B/G11B＞

当社独自の「ネイチャーテクノロジー」を採用した「するポイフィルター」を搭載。マンタが捕食時に、海水を吸い込み体内でろ過するエラ構造を応用し、糸くずやゴミが絡みにくい新設計で、細かいゴミも簡単にまとめて除去できるので、面倒なフィルター掃除の手間が軽減します。

衣類を除菌※20できる「プラズマクラスター」を搭載。消臭※21・花粉ケア※22・洗濯槽内のカビ菌も抑制※23 ＜ES-X11B/V11B/G11B＞

洗濯槽内にプラズマクラスターイオンを放出し、衣類を除菌・消臭するほか、静電気の発生を抑制※24することで衣類についた花粉を落としやすくします。通常の乾燥運転時でのプラズマクラスターイオン放出に加え、ジャケットなど家庭では洗いにくい衣類を水に浸けずに手軽にケアできる「除菌・消臭コース」も搭載。「槽クリーンコース」でも、プラズマクラスターを放出し、洗濯槽やヒートポンプユニットのカビ菌の繁殖を抑制します。

※20 （洗濯～乾燥運転時） ●試験機関：（一財）日本食品分析センター ●試験成績書発行番号：15048303001-0101、15048303003-0101 ●試験方法：菌を付着させた試験布を当社にて洗濯～乾燥運転させた際の菌の減少率を測定（洗濯～乾燥運転3kg）。 ●除菌方法：プラズマクラスターおよび洗濯～乾燥運転による。 ●対象部分：ドラム内の衣類。 ●試験結果：洗濯～乾燥運転で菌を99％以上抑制。 ●イオン濃度：約600,000個/cm3（ドラム中央部）（除菌・消臭コース） ●試験機関：（一財）日本食品分析センター ●試験成績書発行番号：10094959001-01 ●試験方法：当社にて除菌・消臭コースを運転させた密閉ドラム内における菌付着試験布の菌の減少率を測定。 ●除菌方法：プラズマクラスターによる。 ●対象部分：ドラム内の衣類。 ●試験結果：10分で99％以上抑制。 ●イオン濃度：約600,000個/cm3（ドラム中央部）。

※21 ●試験機関：（一財）ボーケン品質評価機構 ●試験成績書発行番号：20220001497-1 ●試験方法：当社にてあらかじめ汗臭を付着させ、除菌・消臭コースで運転した試験布を6段階臭気強度表示法に準拠して評価。 ●試験結果：5分運転後除去率90％以上、10分運転後除去率90％以上、30分運転後除去率99％以上。 ●イオン濃度：約600,000個/cm3（ドラム中央部）。

※22 ●試験機関：当社実験による ●試験方法：あらかじめ花粉を付着させた化繊混紡の試験布を、除菌・消臭コースで運転後、花粉リリース性試験に準拠して評価を実施。 ●試験結果：30分運転後の花粉減少率：約91%。

※23 ●試験機関：（一財）日本食品分析センター ●試験成績書発行番号：12088215001-01、12090477001-01 ●試験方法：密閉洗濯機内に設置したカビ付着布の菌糸発育状態を確認。 ●カビ抑制方法：プラズマクラスターによる。 ●対象部分：ドラムおよびヒートポンプユニット。 ●試験結果：カビ菌発育の抑制を確認。 ●イオン濃度：ドラム中央部：約600,000個/cm3、ヒートポンプユニット：約25,000個/cm3。

※24 ●試験機関：当社実験による ●試験方法：静電気が発生しやすいポリエステル100%衣類（2kg）を洗乾運転（乾燥は120分設定）にて実施。運転終了後にドラム内の衣類の帯電量を測定 ●対象部分：ドラム内の衣類 ●試験結果：当社2014年度モデル＜ES-V600＞（ヒーター乾燥、プラズマクラスター送風なし）に比べ約57%低減（8.50kV、＜ES-V600＞19.98kV）

■ 仕 様

● COCORO＋（ココロプラス）ブランドマークおよびCOCORO HOME、COCORO WASHはシャープ株式会社の登録商標です。

● プラズマクラスターロゴ（図形）およびプラズマクラスター、Plasmaclusterはシャープ株式会社の登録商標です。

●「AIoT」は、AI（人工知能）とIoT（モノのインターネット）を組み合わせ、あらゆるものをクラウドの人工知能とつなぎ、人に寄り添う存在に変えていくビジョンです。「AIoT」はシャープ株式会社の登録商標です。

本製品に関する情報は、以下のウェブサイトでもご覧いただけます。

https://jp.sharp/sentaku/

■ お客様からのお問い合わせ

フリーダイヤル 0120-078-178（固定電話）
ナビダイヤル 0570-550-449（携帯電話）
https://jp.sharp/support/inq_echo_wg.html

（注）

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