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新電力会社と電気自動車を活用した包括連携協定を初めて締結
2023/08/07
やめエネルギー株式会社、日産自動車株式会社、日産福岡販売株式会社の3者は、7日、やめエネルギーのサービスエリアである福岡県八女市及び広川町を中心に、電気自動車(EV)の普及を通じた脱炭素化及び強いまちづくりの実現に向け、包括連携協定を締結しました。また、日産自動車と新電力会社とのEVを活用した包括連携協定は初となります。
【協定締結の背景】
やめエネルギーは、地球環境に配慮した地域のエネルギー利用を追求し、地域内で再生可能エネルギー(再エネ)をつくり地域内で消費する、電力の“地産地消”を推進しています。また、SDGsを宣言し、「低炭素住宅による停電しない街づくり」に取り組むことにより、持続可能で強靱な地域社会の実現にも寄与しています。その一環として、地域内で走るEVに充電する電気を地域内でつくられた再エネで賄えるような仕組みづくりに積極的に取り組む共に、今後、EVを社用車として導入していきます。
日産自動車は、これまで培ってきたEVに関するノウハウやネットワークを活かし、脱炭素、災害対策、エネルギーマネジメント、観光、地方での交通課題などの地域課題解決により、社会変革をしていく日本電動化アクション「ブルー・スイッチ」を推進しています。SDGsの達成やEVの普及によるゼロ・エミッション社会の実現を通じ、人とクルマと自然が共生し、住む人がワクワクするまちづくりによる地域社会の発展に貢献するため、全国の自治体・企業の皆さまと共に活動しています。
この日産自動車が推進する「ブルー・スイッチ」とやめエネルギーが目指す脱炭素化や強靱化の実現に向けた取り組みにお互いが賛同し、本協定の締結を行う運びとなりました。
ブルー・スイッチによるSDGsへの貢献
【協定項目および主な取り組み例】
「電気自動車を活用した脱炭素化と強いまちづくりの実現に向けた包括連携協定」の協定項目および主な取り組み例は、以下の通りです。(表中では、やめエネルギーをやめエネと表記)
協 定 項 目 | 取り組み例 |
(1)低炭素住宅地(オフグリッド)の普及に関する事項 | ・やめエネは、八女市及び広川町にて、EVを活用した「低炭素住宅及び停電しない街づくり」を普及啓発するためのモデルケースを企画・設計する ・やめエネは、地域内で走るEVに充電する電気を地域内でつくられた再エネで賄えるような仕組みづくりに取り組む |
(2)環境教育に関する事項 | ・やめエネ、日産、日産福岡は、EVを活用したエネルギー循環システム等の環境教育を地域の子供向けに開催する |
(3)災害時の支援に関する事項 | ・日産福岡は、発災時にやめエネへEVを無償貸与し、やめエネが開設する避難所での非常用電源として活用してもらう |
(4)電気自動車の普及促進、 | ・やめエネは、EVを計画的に整備する ・やめエネ、日産、日産福岡は、八女市で開催されるお祭り等のイベントにおいて、EVからの電力供給等を通じた啓発活動を実施する |
(5)その他、協議し必要と認める事項 |
脱炭素化、強靱化イメージ図
やめエネルギーと日産自動車は、本協定を通じてEVの普及促進による脱炭素社会の実現に向けての環境対策や災害対策等に取り組み、その先にある美しい自然環境の保全、クリーンで住みやすい持続可能なまちづくりに向けて共創してまいります。
以 上
First Contact Nissan Technology:https://www3.nissan.co.jp/first-contact-technology.html
日本電動化アクション「ブルー・スイッチ」:https://www3.nissan.co.jp/first-contact-technology/blue-switch.html
情報提供:JPubb