プレスリリース

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2023-08-07 00:00:00 更新

愛知県知事記者会見 - 2023年08月07日 - 1知事発言 ●(1)​スマートシティモデル事業(追加公募分)の選定結果​ ●(2)​ボストン コンサルティング グループとの地方創生に関する包括協定の締結 ●(3)スタートアップ就職・転職イベント「INNOVATION JOB FAIR 2023~STARTUP DAY AICHI~」の参加者募集 ●(4)新型コロナウイルス感染症 ​2 質疑応答 ●(1)豊山配水場の井戸水から検出された有機フッ素化合物(PFAS)に関する血液検査結果説明会を受けての愛知県の対応 ●(2)西尾市管理公園において発生した釘による児童負傷事故を受けた愛知県の対応

2023年8月7日(月曜日)午前10時

ページID:20230807掲載日:2023年8月24日更新印刷ページ表示

1 知事発言

皆さん、おはようございます。

8月7日月曜日午前10時の定例記者会見を始めさせていただきます。

8月に入りまして、第2週ですけどもね。先週の月曜日は7月31日でありましたので、今日が第1月曜日ということで始めさせていただきます。

(1)スマートシティモデル事業(追加公募分)の選定結果について

【知事会見】スマートシティモデル事業(追加公募分)の選定結果について - スマートシティモデル事業 - 愛知県 (pref.aichi.jp)

それではですね、発表事項に参ります。

まずはですね、スマートシティモデル事業の選定結果について申し上げます。追加の公募分であります。

急速な高齢化や環境問題など様々な地域課題の解決を図るため、県内の市町村において、スマートシティの実現がこれからのまちづくりの重要なテーマです。

愛知県では、スマートシティの取組を促進していくため、県内市町村を対象に、ICT等の先進技術を持つ民間事業者等と連携して実証実験を行うスマートシティのモデル事業を昨年度から開始をしております。

今年度も5月に刈谷市、日進市、幸田町の3市町を選定しました。選定された3市町以外の提案の中には内容を少し改善すればモデル事業となり得る提案が複数あったということ、それから年度途中からでもこのモデル事業を活用して実証実験を実施していきたいとの意向を示す市町村があったことから、6月に追加公募を行いまして、この度、岡崎市、春日井市、蒲郡市、大府市の4市を選定いたしました。

このうち岡崎市については、大河ドラマ館からまちなかへの人流波及策として、まちなかの各所にある歴史的な建物や石碑などで二次元コードを読み取ることで、当時の映像などが再生されるARを提供し、回遊を促進する実証実験を行います。併せて、1645年頃の岡崎城を復元したメタバースでも同様のARコンテンツや、ここでしか買えない岡崎のセレクトアイテムを販売するWebサイトを活用し、仮想空間での回遊を促進する実証実験を行うというものでございます。

続いて、春日井市。これ、資料もね、ちょっと御覧をいただきながらお聞きをいただきたいと思いますが、この資料にそれぞれに概要がありますし、また、それぞれの市ごとに、これもついているんだよね。

【企画調整部長】 はい。

【知事】 ということでございますが、こちらが資料の2枚紙がまとまったやつ、そして、こちらがA4、1枚ごとにこうしてですね、まとめてありますので、それぞれ御覧をいただけたらと思います。

まず、岡崎はそういったことで、資料の1ページにありますように、コンソーシアムの団体としては岡崎市、それから株式会社一旗(ひとはた)、西日本電信電話株式会社ということでございまして、これ、カラー刷りの方に更に詳しくね、出ておりますので、こうした形でね、まちなかを回遊することを促していくということでございますので、また御覧をいただければというふうに思います。

続いてですね、続いて二つ目、春日井市では、高蔵寺駅やバス停、病院などの高蔵寺ニュータウン内の交通結節点に、交通ICカード1枚で各種モビリティサービスを予約できるモビリティポートを設置し、デマンドタクシー・電動サイクル・電動シニアカーの予約・貸出しを実施します。また、デジタルバリアフリーマップを作成し、車椅子利用や歩行に負担のないルート情報を発信し、移動に不安のある方も気軽に出歩くことのできるまちづくりを目指すというふうでございます。この資料の方にね、2ページの(2)でございますが、春日井市交通結節点スマート化による移動にやさしいまちづくり事業、コンソーシアム団体としては、春日井市、名古屋大学、大日本印刷株式会社、それから一般財団法人計量計画研究所さんのコンソーシアムということでございまして、A4の紙の方にね、具体的なものが書いてありますので、また是非御覧をいただければというふうに思っております。

続いてですね、三つ目が蒲郡市です。「生命(いのち)の海科学館」のコンテンツを活用し、標本の魅力を引き出すクイズや、イベントへの参加などの学習に対して、ブロックチェーンを活用したデジタル報酬を付与する取組を実施します。併せて、メタバースを活用し、VR上でのコミュニケーションの場をつくることで、学習者コミュニティの形成を目指します。ということでございまして、蒲郡市の、この2ページの(3)ですが、事業名は社会教育施設を起点とした、学習者のためのDeSoc(ディーソック)構築と。コンソーシアムは蒲郡市、株式会社DAOWORKS(ダオワークス)、それからSunnyDAO(サニーダオ)というコンソーシアムでございます。具体的な中身はこのカラー刷りの方にありますので、御覧ください。

続いて四つ目、最後ですが、大府市では、市内の医療介護関係者の多職種連携ICTツールである、「おぶちゃん連絡帳」により患者の退院情報、治療経過の情報を共有するとともに、患者本人や家族も参加することができる機能を使用し、患者本人の生活環境の情報を医療関係者に提供することで切れ目のないケアを患者に提供し、骨粗しょう症により骨がもろくなり骨折を繰り返す二次性骨折の予防に取り組みます、ということでございまして、この2ページの(4)でございます。おぶちゃん連絡帳を活用した市民の健康長寿への取組みということで、コンソーシアムは大府市、国立長寿医療研究センター、それから株式会社インターネットイニシアティブということで、それぞれ四つとも民間企業の皆様が入ります。大変そうそうたるメンバーが入っておりますので、具体化、実験がどんどんできていくのではないかと、こういうふうに思っております。こういうことをどんどんやっていくという時代だと思いますね。なので、愛知は非常に意欲的な市町がたくさんありますから、彼らが、市町村の皆さん、企業と組んでね、どんどん実験をしていただく。それを我々がもうどんどん応援をしていくということではないかと思っております。また、こちらのカラー刷りの資料もございますので、また御覧をいただければというふうに思っております。

一つ一つまた成果発表等々ありますので、それはまた私も楽しみですね。また是非そういった形でね、参加をさせていただき、私自身も体感をさせていただければありがたいなというふうに思っております。

これでもって去年、22年度からスタートして、22年度は6市、今回は7市町ということで、一つ増えたということでございますね。今年度やる刈谷、岡崎、春日井、大府は去年に続いて2年連続、日進、幸田、蒲郡は今年からと、こういうことでございますので、こういった形でね、どんどんやっていければというふうに思います。

当初予算はですね、私ども3,000万で組んでおりましたが、3か所選びましたら、非常にまた要望が強かったということもありまして、もう一度いろいろお聞きをし、6月補正予算で2,000万を追加をして合計5,000万の予算でですね、今年度実施をさせていただいたということでございまして、最初の5月に発表した3市町以外にもですね。第一次では選定されなかったところに聞きましたら、県の支援があれば是非実施したいという強い意向があったということなので、予算を追加をしですね、内容を若干といいますか、内容を改善してもらって追加公募をして、提案をし、そして選定のレベルに達したというふうに第三者の専門家の皆さんに判断していただいたので、今回選定をしたということでございます。ということで、引き続きね、しっかりと進めていければというふうに思っております。よろしくお願いをいたします。

(2)ボストン コンサルティング グループとの地方創生に関する包括協定の締結について

(​【知事会見】ボストン コンサルティング グループと地方創生に関する包括協定を締結します - 愛知県 (pref.aichi.jp)

続きましてですね、二つ目です。ボストン コンサルティング グループとの地方創生に関する包括協定の締結についてであります。

この度、愛知県はボストン コンサルティング グループと地方創生に関する包括協定を締結することとなりました。

ボストン コンサルティング グループは、アメリカを拠点とする世界有数のコンサルティング企業であります。東京オフィスに次ぐ2番目の国内拠点として、2003年に名古屋オフィスを開設され、今年で20周年と伺っております。

こうした節目に当たって、ボストン コンサルティング グループから同社にとって全国で初めてとなる地方自治体との包括協定を愛知県と締結し、連携を強化することで、地域の更なる発展に貢献したいとの御提案をいただきました。

ボストン コンサルティング グループは、グローバルなコンサルティング企業ならではの最先端の専門的知見を生かし、気候変動や健康、教育などを始めとする様々な社会課題の解決に取り組んでおられます。

今回の包括協定では、産業振興やイノベーションの促進、観光の振興や脱炭素社会の形成等、幅広い分野で連携・協力を進めていくことといたしております。

締結式は、8月9日水曜日にボストン コンサルティング グループの木山(きやま)マネージング・ディレクター&シニア・パートナーにお越しをいただいて、県庁本庁舎6階正庁で行います。

今回の協定を契機に、ボストン コンサルティング グループの皆様と共に地方創生の取組をしっかりと進め、愛知を更に元気にしてまいります。ということでございます。資料にその内容等書いてありますので、御覧をいただきたいと思います。

2ページの5に「連携・協力事項」として、産業振興、イノベーションやずーっとありまして、健康、福祉、教育、安全・安心なまちづくり、脱炭素社会など、あと地方創生といったようなことでございますので、よろしくお願いをいたします。

なおですね、私ども企業さんとは18の企業や団体と地方創生に関する包括協定を結んでおります。大体金融機関ね、銀行とか損保、生保とかですね、あとIT企業さんとかね、あと去年11月にありました吉本興業さんとかね。そういったところが多いんですが、コンサルティング企業との包括協定は初めてということでございますので、また様々にいろんなお知恵をいただければと思って期待をいたしております。

(3)スタートアップ就職・転職イベント「INNOVATION JOB FAIR 2023 ~STARTUP DAY AICHI~」の参加者募集について

【知事会見】スタートアップ就職・転職イベント「INNOVATION JOB FAIR 2023 ~STARTUP DAY AICHI~」の参加者を募集します! - 愛知県 (pref.aichi.jp)

続きまして、三つ目です。スタートアップ就職・転職イベント「INNOVATION JOB FAIR(イノベーション・ジョブ・フェア)2023 ~STARTUP DAY AICHI(スタートアップ・デイ・あいち)~」の参加者募集についてです。

愛知県は、独自のスタートアップ・エコシステムの形成に向け、「STATION Aiプロジェクト」としてスタートアップの創出・育成・展開・誘致を図っております。

現在、本プロジェクトの目玉である日本最大のスタートアップ支援拠点「STATION Ai」の整備を進めております。この整備・運営事業者であるSTATION Ai株式会社が、2024年10月のオープンに先駆けて、昨年4月から愛知県の支援拠点である「PRE-STATION Ai」の運営を担っております。

このオープンを見据えて、「採用に強いSTATION Ai」としてのブランドを作り、知名度の向上及びスタートアップの誘致につなげるため、今年度から新たに「PRE-STATION Ai」において、専門家によるスタートアップの採用戦略の構築支援を始めとしたスタートアップの採用支援事業を開始しております。

その取組の一環として、この度、9月30日土曜日にスタートアップに特化した就職・転職イベントを初めて開催をいたします。このイベントでは、県内に活動拠点を有する将来有望なスタートアップ約20社が一堂に会し、来場者と服装自由のリラックスした雰囲気でのカジュアルな面談を通じまして人材採用につなげてまいります。

また、このイベントでは、スタートアップでのキャリア形成に関する基調講演や、出展企業が求める人材に関するプレゼンテーションなども併せて開催をいたします。

本日から参加者を募集しますので、スタートアップへの就職やインターンシップに興味のある学生の方、キャリアアップやキャリアチェンジの転職先としてスタートアップを視野に入れている社会人の方、ビジネスパートナーとのつながりを求めているフリーランスの方など是非御参加をいただきたいと思います。

本イベントがスタートアップで働くことに興味のある方にとって、本県スタートアップとつながる機会となることを期待をいたします。多くの方に御参加をいただいて、イベントを盛り上げていただきたいと思いますので、皆様の御来場をお待ちをいたしております。

ということで、資料がございますが、スタートアップ就職・転職イベント「INNOVATION JOB FAIR 2023 ~STARTUP DAY AICHI~」ということでございまして、日時、場所、場所は名古屋駅前のTKP(ティーケーピー)ガーデンシティのホールということでございます。私も参加をさせていただきますが。2ページの4に「出展スタートアップ(予定)」ということでございますが、こういう会社にね、どんどん出ていただいて、大体20社ぐらいということですが、今後更に追加をして20社ぐらいの企業さんとのマッチングということになりますね。

3ページがその、どういったものかというと、こういった各事業を通じた人材プールの登録者の増加だとか、それから、人材の研修出向のあっせん、人材マッチングイベントの開催ということで、人材マッチングイベントは今回のものということでございますね。ということでございます。

ということで、この趣旨はですね、スタートアップは指数関数的にぐーっと成長曲線を描くことを目指しているわけですが、その過程で、当然、人材が足らないということに直面をするわけでございます。財務基盤や人的資本が脆弱なスタートアップは人的・物的リソースの投入ができず、優秀な人材へのアプローチは難しいと。

一方で、スタートアップで自分の力を試したいと考える社会人や学生、フリーランスは一定数はいるわけでございますが、創業間もないスタートアップに関する情報の収集は難しいと。情報のやっぱりミスマッチがあるわけですね。自らの希望に合ったスタートアップを見つけることはなかなか難しいということで、そのため、スタートアップで働くことに興味のある方と本県スタートアップが出会い、つながる機会を創出するための本イベントを開催するものであります。

これはですね、ここに参加いただくスタートアップさんについてはですね、成長ステージ期の「PRE-STATION Ai」メンバーを中心に募集を行いました。もちろんそれで今回発表いたしますので、またどんどん、うちも参加したいという方がおられれば連絡いただければですね、私どもの担当のところ、又は「PRE-STATION Ai」でですね、そこはしっかりと話し合い、協議しながらですね、やっていければというふうに思います。

加えて、共同主催者であるAZAPA(アザパ)株式会社が保有するネットワークを活用し、この中に入っておりますね、AZAPA株式会社、右上だね、にありますけれども、そのネットワークを活用して東海地域に拠点を有する有望なスタートアップに声掛けをして、出展のスタートアップの選定を行ったということでございます。AZAPAさん自身もですね、参加をするということでね。ここに書いてあるように、AZAPAさんとかね、「PRE-STATION Ai」のオプティマインドとかですね、SkyDrive(スカイドライブ)、プロドローンなどですね、いろいろありますね。AZAPA株式会社というのは自動車関連のソフトウエアを取り扱う100名以上の社員を抱えるスタートアップでありますが、近年は幅広い業種でIT人材確保のニーズが高まっているのでですね、ソフトウエア系のエンジニアの確保が厳しい状況になっているということでありますので、人材紹介会社を経由することなく直接企業と求職者がマッチングできる機会を設けたいという御要望もありましたので、私ども愛知県、それからSTATION Ai株式会社、同様の考えを持ったということで相談をさせていただいて、今回共同主催者ということでですね、この求職のマッチングイベントをやるということでございます。

また、このAZAPAさんは、イベント経験やこの地域のスタートアップのネットワークは豊富だということでありますので、今回一緒にやるということになったということでございます。

さらにですね、スタートアップ採用支援事業における取組としては、これに加えて、一つはスタートアップへの就職希望者への情報を集約した人材プールの構築と管理、これは9月上旬に設置を予定しております。二つ目として、専門家の配置によるスタートアップの採用戦略の構築支援及び採用ニーズの収集ということでございます。それから三つ目が、大企業の人材に対するスタートアップへの研修出向のあっせんといったようなこともやっていければというふうに思っております。こういう形でスタートアップでの人材確保、これも引き続き取り組んでいきたいとふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。

(4)新型コロナウイルス感染症について

(​新型コロナウイルス感染症について​ - 愛知県 (pref.aichi.jp))

以上、発表事項ですが、最後に1枚ありますが、先週の木曜日、8月3日にですね、私、東京で活動をしておりましたので、会見は資料配布とさせていただきましたが、その際、資料配布させていただきました。明日、8日火曜日正午からですね、小一時間、第48回愛知県新型コロナ感染症対策本部会議を開催をいたします。ということで、また改めて申し上げたいと思います。

これ、ちょうどお盆休みを前にしてですね、7月31日に、先週月曜日、東海3県知事会議をやりました。メッセージを発出させていただきました。その前に夏休みに入るということで、7月20日に私のメッセージを県民、事業者の皆様に発出させていただきました。そうしたことを踏まえですね、お盆休み前に、この医療関係者、経済関係者、行政関係者一同に集まっていただいて、お盆前に今のこのコロナの感染状況の共通認識を得て、そして、まだちょっとひっ迫というところまで来ませんが、それでも大分医療の入院が増えてきましたので、このコロナ対応等についてですね、情報共有を行い、また対策をしっかりと組んでいくということで開催をさせていただくということにいたしております。

先週発表したとおり、木曜日に発表したとおりでございますが、国の方が金曜日発表しましたが、愛知県は定点観測当たりが20.8人でありまして、全国第11位。岐阜県が19位で三重県が15位でありまして、平均よりは高いということでございますので、なかなか厳しい状況でございます。ただ、東京が41位、大阪31位ということで、まだ3大都市圏域、東京と関西がまだそこまでいっていませんので、私は愛知県は第9波に入っておると申し上げておりますが、全体的にはまだそこまで行っていないのかなという感はいたしますね。ということでございます。

いずれにしても、そういう状況。それと、先週の発表だと1週間前に比べて1.06倍と、その前の週が1.34倍なので、少しやはり伸びは鈍化をしてきたということは事実ではないかというふうに思います。ただ、7日間平均で1日当たりでいきますと、この数値でいくと5,120人。1週間前が4,840人ですから、またちょっと増えて5,000人を超えたと、1日当たり。4月の第1週は1日当たり330人でありましたから、5,000人を超えるというのはこれは容易ならぬ、17倍ぐらいということかな。

【感染症対策局長】 16倍。

【知事】 16倍か、16倍ということなので、それはなかなか容易ではないということでございます。

入院状況もコロナ病床の58パーセントを占有。これが80を超えるとやはりステージを上げていかないといけませんので。これから夏休みに入り、お盆に入りますので、頭打ちにはなるんだろうとは思いますが、コロナの感染状況はこれ、大変厳しい状況であるということでございます。

年代別に見るとね、子供たちが減ったかと思ったら、今これ、10歳未満が一番多いんだな、これ。次が10歳代ということでございますので、学校が休みになったからもうそろそろかなと。まだあれか、保育園が開いているのか。ということですね。いわゆる20歳以下というか、未満が一番多いということでありますので、なかなかちょっとそうなるとですね、子供たちはみんな症状のない方とかね。軽い方が多いので、みんなと一緒になって、わーっと一緒になってまた移るというパターンですから。そういったものはやはり私どもしっかり注視をしていきたいというふうに思っております。

私からは以上です。

2 質疑応答

(1)豊山配水場の井戸水から検出された有機フッ素化合物(PFAS)に関する血液検査結果説明会を受けての愛知県の対応について

【質問】 2点ありまして、まず、1点目がPFAS(ピーファス)の件で、一昨日、豊山町で市民説明会みたいなのが行われまして、その際に結構もっと調査してほしいという声が市民の方からあったんですけれども、県としてこれについての受け止めと今後の対応、何かありましたらお願いします。

【知事】 まず、第1点の井戸水ですね、水のPFASのですね、汚染ということでありますが、これにつきまして、私のところにちょっと今のお話はまだというか、報告があるわけではありませんが。これ、周辺の住民の方々、市民の皆さんもね、不安があろうかと思いますので、やはり引き続きですね、科学的な論拠に基づいて必要であれば、それはしっかり調査をしていくということだと思いますし、これ、国の方がどういうふうな基準、どういうふうな対応をしていくということにもよるかと思いますが、県としてはですね、そうした国の動向を踏まえながらですね、これはもう必要であれば迅速に調査も対応もしていくということにしていきたいというふうに思います。

なお、泡消火剤、原因となると思われているというのは。明らかに由来は別に自然界であるような成分ではありませんので、そうした泡消火剤等々によるものということは明らかだと思いますので、そうした由来も含めてですね、そこはやはりしっかりと対応していくと。必要であれば調査をするし、また必要な対応をしていくということだと思いますし、そうしたものについて、今すぐ健康被害につながるということではないというふうに国の見解も出ておりますが、井戸水を飲用に使っているところはもう、この町場ではないとは思いますけどね。思いますけど、改めてそうした点についての井戸水等々についての使用はね、控えていただく、注意をしていただくということをまた注意喚起はしていきたいというふうに思っております。

(2)西尾市管理公園において発生した釘による児童負傷事故を受けた愛知県の対応について

【質問】 あと2点目が、西尾市のグラウンドで釘が出ていて、児童がけがをしたという件で、西尾市がほかの公園も調べたら釘がかなり見つかったということなんですけれども、愛知県として、ほかの市町村とか、県が管理する公園とかで今後何か調査する予定があるか、対応について伺いたいです。

【知事】 公園にありました釘で子供がけがをしたということでありますが、これは西尾市の公園で、ほかを調べたらまだ出てきたということで、少年野球かソフトボールかをやるときに、ベースに釘をやっていたのが大分昔のことなので、もうみんなそれを忘れちゃって、それがまた削れてきて出てきて、スライディングして、けがしたということだと聞いておりますけれども。これは、公園というのはね、やっぱり子供たちが安全に遊べるところでなきゃいけませんので、あってはならないことでありますから、まず、私ども県立の公園もそこは至急、書類上でまずはね、調べてということになろうかと思いますが、そうした点。それでもし仮にそうしたものが打ってあるということであれば、もう一回至急調べるということになると思います。どこにも打っているわけじゃありませんので、グラウンドの。それはしょっちゅう、別にまきびしをやっているわけじゃないので、こういうところに何か固定するものが必要なところにはもう何かやったということがあるのかもしれませんし、結構昔、何十年も前のことだともう書類も残っていないというのがあるんだよね。県の関係の施設、公園等については、至急それは調べたいと思いますし、県内の市町村の皆さんにもね、こうした事例があるので、それぞれ調査をするなど適切に対応してもらいたいということは早速ね、それは文書で県内市町村の皆さんには注意喚起という意味での通知をしていきたいというふうに思っております。

それでは、今日は以上とさせていただきます。ありがとうございました。


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