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住友電気工業株式会社(本社:大阪市中央区、社長:井上 治 以下、当社)は、柏崎あい・あーるエナジー株式会社*1(本社:新潟県柏崎市、代表取締役社長:櫻井 雅浩(柏崎市長)、以下、柏崎あい・あーるエナジー)から、レドックスフロー電池(設備容量1MW×8時間)を受注しました。
受注したレドックスフロー電池は、柏崎あい・あーるエナジーを通じ、柏崎市自然環境浄化センターの敷地に設置され、再生可能エネルギー電源の有効活用や地域の電力安定化、エネルギーの地産地消に貢献します。
なお、自治体新電力会社への当社レドックスフロー電池の納品は、今回が初めてとなります。
柏崎市は、「石油産業のまち」「原子力産業のまち」として発展し、産業の発展、首都圏の電力需要を支えるなど、国のエネルギー政策に大きく貢献してきました。将来イメージやその実現に向けた方向性を示す「柏崎市地域エネルギービジョン」*2では、再生可能エネルギーの活用により、2030年までに「再生可能エネルギーと原子力のまち」、その先には「脱炭素のまち」を見据えた持続可能な社会をめざしています。
「エネルギーのまち 柏崎3.0」へ向かうイメージ(柏崎市HPより)
この実現に向け、柏崎市および柏崎あい・あーるエナジーでは、太陽光発電設備とともに大容量の蓄電池の整備を、今後数年をかけて進めることとしており、このたび、再生可能エネルギー電源の有効活用やさらなる普及、卸電力市場売買との併用による電力の安価調達と安定供給のため、長時間容量(1MW×8時間)の当社レドックスフロー電池が活用されることとなりました。
*1柏崎あい・あーるエナジー株式会社は、柏崎市および民間会社8社が出資するエネルギー供給やエネルギー利用に関するサービスを行う自治体新電力会社です。
(https://kashiwazaki.de-power.co.jp/company/)
*2柏崎市地域エネルギービジョン:
(https://www.city.kashiwazaki.lg.jp/sangyo_business/energy/energyseisaku/13664.html)
■設置概要
設置場所 | 柏崎市自然環境浄化センター |
納入製品 | レドックスフロー電池(1MW×8時間) |
竣工予定 | 2024年3月 |
情報提供:JPubb