令 和 5 年 7 月 2 6 日
四国電力株式会 社
伊方発電所3号機 使用済燃料ピット監視カメラの不具合について通常運転中の伊方発電所3号機(定格電気出力89万キロワット)の原子炉補助建屋内(管理区域外)において、本日、7時48分に使用済燃料ピット監視カメラ※1が正常に動作しないことを確認しました。これにより、保安規定に定める運転上の制限※2を満足できなくなりました。
使用済燃料ピットについては、他の計器により監視できており、温度、水位に問題ないことを確認しています。
その後、保修員が当該カメラのサーバを再起動したところ、正常に動作しましたが、念のため不具合の要因と推定される当該サーバを予備品と取替え、動作可能な状態であることを確認し、16時55分に運転上の制限の逸脱状態から復帰しました。
今後、原因を詳細調査します。
なお、本事象による環境への放射能の影響はありません。
※1 通常の温度計とは別に、重大事故等が発生した場合に使用済燃料ピットエリアの温度を監視する赤外線サーモカメラ。
※2 使用済燃料ピット監視カメラ1台が動作可能であること
以 上