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2023-07-18 00:00:00 更新

使用済み太陽光パネルのリユース・リサイクル関連サービス開始について

使用済み太陽光パネルのリユース・リサイクル関連サービス開始について

2023/07/18
丸紅株式会社
株式会社浜田

丸紅株式会社(以下、「丸紅」)と株式会社浜田(以下、「浜田」)は、使用済み太陽光パネルのリユース及びリサイクル関連サービスを提供する新会社「リクシア株式会社(以下、「リクシア」)」を設立し、使用済み太陽光パネルの買取販売サービスを開始しました。

日本国内ではFIT制度(*1)導入以降、急速に太陽光発電の需要が拡大しており、累積導入量は2022年12月末時点の約69GWから2030年には約120GWまで拡大が見込まれています。一方、FIT制度による売電期間の終了、及び太陽光パネルの使用寿命等を考えると、2030年代半ばには年間約80万トンの使用済パネルが排出されると予想され、大量廃棄問題が懸念されています。また自然災害の多い日本では、太陽光発電所の罹災等により毎年数千トン程度の使用済みパネルが継続的に発生しており、使用済み太陽光パネルの廃棄問題はすでに顕在化しています。

リクシアでは、使用済み太陽光パネルのリユース・リサイクル手続きを一括して行えるワンストップサービスを提供します。

<リユース・リサイクルのワンストップサービス>

1. リユース
これまで日本国内では、使用済み太陽光パネルの品質と保証の担保が困難である等の理由で、リユースが進んでいませんでした。リクシアでは、確立された性能検査体制を通じてリユース可能と判断して買取ったものを、大手保険会社との提携を通じて瑕疵保証を付けたうえで販売します。

2. リサイクル
外観の破損や著しい性能劣化等によりリユースが困難な使用済み太陽光パネルは、これまで埋立処理されることが一般的でした。リクシアは、高度なリサイクル技術を有する全国の太陽光パネルリサイクル会社と連携し、使用済み太陽光パネルをガラスやセルシート等に分別することで、リユース不可のパネルについても回収・リサイクルを促進します。

丸紅、浜田、及びリクシアは、使用済み太陽光パネルの大量廃棄という社会課題を解決するとともに、国内におけるサーキュラーエコノミーの仕組みを確立することで、エネルギー利用とサステナビリティを両立する世界を目指していきます。

(*1)再生可能エネルギー電源で発電した電気を、電力会社が一定価格で一定期間買い取ることを国が約束する制度。2012年に導入された。

<リクシア株式会社 概要>
所在地:東京都千代田区大手町一丁目4番2号
設立:2023年4月
代表者:代表取締役社長 若山 美奈子
事業内容:中古太陽光発電設備・関連部材の買取、販売及び輸出入関連事業等
ホームページ:https://rex-ia.com
<丸紅株式会社 概要>
所在地:東京都千代田区大手町一丁目4番2号
設立:1949年12月
代表者:代表取締役社長 柿木 真澄
事業内容:ライフスタイル、情報・物流、食料、アグリ事業、フォレストプロダクツ、化学品、金属、エネルギー、電力、インフラプロジェクト、航空・船舶、金融・リース・不動産、建機・産機・モビリティ、次世代事業開発、次世代コーポレートディベロップメント、その他の広範な分野において、輸出入(外国間取引を含む)及び国内取引の他、各種サービス業務、内外事業投資や資源開発等
ホームページ:https://www.marubeni.com/jp/
<株式会社浜田 概要>
所在地:大阪府高槻市真上町2丁目2番30号
設立:1973年11月
代表者:代表取締役 濵田 篤介
事業内容:スクラップ事業、産業廃棄物処理事業、解体工事事業、エネルギーソリューション事業
ホームページ:https://www.kkhamada.com

<関連プレスリリース>
・2022年11月21日
使用済太陽光パネルの適切なリユース・リサイクルに関する基本合意書の締結について
https://www.marubeni.com/jp/news/2022/release/20221121J.pdf

以 上


再生可能エネルギー等に関するプレスリリース
電力会社・ガス会社等によるプレスリリース

情報提供:JPubb

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