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2023年07月12日
株式会社商船三井(社長:橋本剛、本社:東京都港区、以下「当社」)が保有し、当社グループの日本栄船株式会社(社長:田村啓造、本社:神戸市中央区)が運航するLNG燃料タグボート「いしん」(註1)は、本日、2019年の就航後、堺泉北港で100回目となるLNGバンカリングを実施しました。
また、堺泉北港において記念セレモニーを開催し、大阪港湾局(局長:丸山順也、住所:大阪市住之江区)より、記念盾の贈呈を受けました。
「いしん」は現在、堺泉北港を中心に大型貨物船等の港への入出港作業やエスコート作業(註2)を担っており、大阪ガス株式会社(社長:藤原 正隆、本社:大阪市中央区)とDaigasエナジー株式会社(社長:井上 雅之、本社:大阪市中央区)よりカーボンニュートラルLNG(註3)の供給を、LNGローリーからTruck to Ship方式(註4)で受けています。
当社グループは、2050年までにネットゼロ・エミッションを達成することを目指し、「商船三井グループ環境ビジョン2.2」に沿って低・脱炭素化実現に向けた「クリーンエネルギーの導入」を推進しています。今から出来る取組みとしてのLNG燃料船の導入をさらに拡大し、GHG総排出量削減に向けて加速していきます。
(註1) LNG燃料タグボート「いしん」に関する過去リリースは、以下をご参照ください。
(註2) 港の外や狭い水道などで、大型船の周囲を警戒し、安全な航行をサポートすること。
(註3) 天然ガスの採掘・液化・輸送・製造・燃焼の工程を含むライフサイクル全体で発生する温室効果ガス(GHG)をクレジットで相殺したLNGのこと。
(註4) LNGローリーから係留中のLNG燃料船に対してLNG燃料を供給する方式です。
商船三井グループが設定した5つのサステナビリティ課題
商船三井グループでは、事業を通じて優先的に取り組むべき社会課題として特定した「サステナビリティ課題」への対応を推進することで、持続可能な社会の実現に貢献します。本件は、5つのサステナビリティ課題の中でも特に「Environment -海洋・地球環境の保全-」、「Innovation -海の技術を進化させるイノベーション-」にあたる取り組みです。
情報提供:JPubb