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2023年04月27日
中国電力株式会社
当社は、2050年カーボンニュートラルの実現に向け、火力発電所の低炭素化・脱炭素化を進めることとしています。このたび、具体的な取り組みの一つとして、柳井発電所(所在地:山口県柳井市)2号系列のリプレース(建て替え)検討と、これに伴う環境影響評価(アセスメント)の準備を開始することとしましたのでお知らせします。
現在、柳井発電所2号系列(LNG、全4軸構成)は、高効率なコンバインドサイクル方式※の発電設備を導入していますが、運転開始から約30年経過するなど、設備の経年化が課題となっています。
※:ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせた高効率の発電方式
今回のリプレースは、発電効率の向上によるCO2 排出量のさらなる低減に向け、2号系列の1軸および2軸について、最新鋭の発電設備(コンバインドサイクル方式)への更新を検討するものです。また、将来的な水素混焼の実装に必要な設備の整備等についても検討を開始します。
当社グループは、エネルギー供給を通じた脱炭素社会の実現と地域の発展およびカーボンニュートラルに向けた技術の開発に取り組み、これからも持続的な社会の実現に挑戦してまいります。
<参考:柳井発電所の概要>
所在地 | 山口県柳井市柳井字宮本塩浜1578番8 | |
発電設備 (LNG) | 1号系列 | 78.6万kW(13.1万kW×6軸)、コンバインドサイクル方式、 1992年12月運転開始(2011~2015年にガスタービン更新済) |
2号系列 | 79.2万kW(19.8万kW×4軸)、コンバインドサイクル方式、 1996年1月運転開始 |
以上
情報提供:JPubb