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2023-04-13 00:00:00 更新

北海道北部風力送電株式会社向け北豊富変電所蓄電池システム建設工事を完工

2023年4月14日


千代田化工建設株式会社


北海道北部風力送電株式会社向け
北豊富変電所蓄電池システム建設工事を完工


千代田化工建設株式会社(本社:横浜市、会長兼社長: 田 雅和、以下「当社」)は、北海道北部風力送電株式会社*(本社:北海道稚内市、代表取締役社長:吉村 知己)が取り組む「風力発電のための送電網整備等の実証事業」の北豊富変電所蓄電池システム建設工事を完工しましたので、お知らせ致します。なお、本蓄電池システムは2023年4月より運転を開始しております。


1.顧客名:
北海道北部風力送電株式会社
2.案件名:
北豊富変電所蓄電池システムの EPC 業務
3.建設地:
北海道天塩郡豊富町
4.完成時期:
2023 年 3 月 15 日


5.プロジェクト概要 :
北海道北部風力送電株式会社殿が実施する北海道北部地域での送電網整備事業(約 80km)のうち、当社は変電所に併設する大型蓄電池システム(出力 240MW、蓄電池容量 720MWh)を構成する蓄電池、制御システム、受変電設備、大型建屋を一括元請けとして全体を取り纏め、施工しました。


本プロジェクトは 2018 年 7 月に着工後、約 5 年の工事期間を経て 2023 年 3 月に当初予定より半月早く竣工・引渡しを達成しました。加えて、道北エリアの厳しい気候の環境下において工事を無事故無災害で完了し、安全面でも顧客から高く評価いただきました。北海道北部地域は国内でも風況がよく風力発電の適地であるにも関わらず電気を運ぶための送電網が弱く、風資源を有効活用できていないのが現状ですが、当該蓄電池システムによって、北海道北部地域の風力発電導入拡大及び系統安定化に大きく寄与することが期待できます。


また本実証事業において当社は、本蓄電池システムを用いた出力変動緩和要件を考慮した最適な蓄電池容量の検討(AI を活用した出力予測含む)、ブラックアウト等からの系統復旧に貢献する電源としての活用検討などの実証業務も遂行致しました。


今後当社は本蓄電池システムを対象に 20 年間(2023 年 4 月~2043 年 3 月)の保守業務を受注済みであり、EMS(Energy Management System)、PCS(Power Conditioning System)を含む本蓄電池システムを構成する設備機器・建屋について、顧客に代わって当社が一括して点検・調整等のサービスを提供し、顧客の安定的な操業をサポート致します。


2050 年カーボンニュートラルの実現に向け、再生可能エネルギーの導入拡大に伴う電気の安定供給や余剰電力の活用、出力変動対応、災害に強いレジリエンス対応など、蓄電池を含む蓄エネルギーシステムのニーズが高まっています。当社は、蓄電池システムのみならず、再生可能エネルギーも含めたトータルのエネルギーマネジメントシステムの社会実装を通じて、積極的に取り組んで参ります。


*株式会社ユーラスエナジーホールディングス、コスモエコパワー株式会社、稚内信用金庫、北海道電力ネットワーク株式会社、有限会社稚内グリーンファクトリー、株式会社北海道銀行、株式会社北洋銀行が出資。2013 年 8 月設立。


以上


この件に関するお問い合わせ先 :
IR・広報・サステナビリティ推進セクション 池尻/津川
Email: irpr@chiyodacorp.com
URL:https://www.chiyodacorp.com/jp/contact/index.php

情報提供:JPubb

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