本ページでは、プレスリリースポータルサイト「JPubb」が提供する情報を掲載しています。
2023年3月27日
キルシュ・エネルギーサービス合同会社
石油資源開発株式会社
山形ガス株式会社
石油資源開発株式会社(社長:藤田 昌宏、本社:東京都千代田区、以下「JAPEX」)および山形ガス株式会社(代表取締役社長:永井 悟、本社:山形県山形市)が出資する特別目的会社(SPC)であるキルシュ・エネルギーサービス合同会社(以下「KES」)は、ベーリンガーインゲルハイム製薬株式会社(社長:山﨑 誠治、所在地:山形県東根市、以下「BIS」)とのエネルギー・サービス・プロバイダ(ESP)*1契約(以下「ESP契約」)にもとづく、BIS山形工場への天然ガスベースのエネルギーサービス(以下「本サービス」)の提供を本年4月1日に開始します。
KESは、工場全体での効率的かつ環境負荷の低いエネルギーへの切り替えを検討していたBISと、山形県内で初*2の天然ガスコージェネレーションを用いたESPサービスとして、BIS山形工場への包括的なエネルギーサービスを提供するESP契約を2021年6月に締結しました。その後、KESにて進めていた液化天然ガス(LNG)を燃料とするコージェネレーションシステムや高効率ボイラー設備などからなるエネルギーセンターの建設工事が完了したことから、4月1日に本サービスの提供を開始することとなりました。
本サービスは、KESが設置した設備とLNGを用いて、必要に応じた電力、蒸気、冷水をBIS山形工場へ供給します。また、設置した設備の燃料となるLNGの調達・供給や、設備の運転・メンテナンスなどの業務もKESが一括で行うため、BIS山形工場は、KESと契約した「エネルギーサービス料金」の支払いのみで、同工場のニーズに合った包括的なエネルギー供給をサービスとして受けることができます。
なお、本日3月27日に、東根市長など地元関係者、ならびにBISおよびKESなど本サービスの関係者が出席する本サービスに係る設備の竣工式典を、現地にて開催いたしました。
KES、ならびにJAPEXと山形ガスは、今後も東根市や山形県内において、環境負荷の低い天然ガス・LNGの供給やESP契約によるエネルギーサービスなど、お客様のさまざまな需要に応えるためのサービスを展開してまいります。
注)
*1:エネルギー供給者がエネルギー・サービス・プロバイダ(ESP)として、燃料の調達や、燃料から必要なエネルギーを生み出す設備の設置と運用やメンテナンスまでを一括で手掛けるサービス
*2:JAPEXおよび山形ガス調べ
写真はPDF版を参照ください。
ニュース記載内容は発表日時点の情報であり、今後予告なしに変更される可能性がありますことを、あらかじめご了承下さい。
情報提供:JPubb