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オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社(本社: 東京都港区、代表取締役社長:細井 俊夫、以下OSS)は、マルチ蓄電プラットフォーム®「KPBP-Aシリーズ」(※1)のラインナップに新しく蓄電池ユニット2機種を追加し、12.7kWhタイプを6月、6.3kWhタイプを8月より発売開始(※2)します。
商品名 | 各システム | 販売価格(定価) |
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マルチ蓄電プラットフォーム 「KPBP-A シリーズ」 | 単機能蓄電システム | 12.7kWh:430万円 6.3kWh:266万円 |
ハイブリッド蓄電システム | 12.7kWh:492万円 6.3kWh:328万円 | |
全負荷型ハイブリッド蓄電システム | 12.7kWh:575万円 6.3kWh:411万円 |
左:蓄電池ユニット12.7kWhタイプ 右:蓄電池ユニット6.3kWhタイプ
近年、地震や台風など大型の自然災害が増加する中、停電に備えた非常用電力として蓄電システムが注目されています。また、継続的な電気料金の高騰や、2019年以降順次満了を迎える太陽光発電の卒FIT(※3)などに伴い、太陽光で発電した電気を自家消費するための蓄電システムのニーズも高まりを見せています。さらには、太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギー発電設備や蓄電池・EVなどの複数の分散された発電所をデジタル技術で制御・統合することで一つの発電所のように機能させるVPP(※4)の活用といった新たな取り組みなど、エネルギー需要と供給のバランスを保ち、効率よく使用するためのニーズはますます広がりをみせるものと思われます。
この度OSSは2020年10月に発売し、多彩な組み合わせでご好評を得ているマルチ蓄電プラットフォーム®「KPBP-A シリーズ」に、新しく蓄電ユニット2機種(12.7kWhタイプ、6.3kWhタイプ)をラインナップ追加しました。本2機種では、自家消費用途で設定される蓄電池の運転モード「グリーンモード」において、夜間充電量を従来の50%から100%に倍増させることで、よりエコで快適な自家消費ライフの実現と、VPP市場などのネットワークを通じた電力取引にも対応できる自由度の高い蓄電システムを実現します。
また、従来シリーズと同様、施工性や寒冷地対応もサポート。本2機種追加により、さらにユーザーの生活スタイルや使い方のニーズに合わせた最適な蓄電システムを提供します。
■主な特長
■オプションの組み合わせとシステム構成
■主な仕様(※6)
形式 | KP-BU127-B | KP-BU63-B |
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種類 | リチウムイオン電池 | |
蓄電池容量 | 12.7kWh (実効容量11.4kWh) | 6.3kWh (実効容量5.7kWh) |
電圧範囲 | DC192〜227.2V | DC96~113.6V |
充電回復時間 | 約3時間(25℃満充電まで) | |
設置環境 | 海岸および汽水域から500mを超える屋外設置*1 | |
設置周囲温度 | -20〜45℃(ただし結露および氷結なきこと) | |
使用周囲温度 | -10〜45℃*2(ただし結露および氷結なきこと) | |
使用周囲湿度 | 25〜95%RH(ただし結露および氷結なきこと) | |
外形寸法(横✕高さ✕奥行き) | 681mm✕909mm✕334mm | 681mm✕626mm✕334mm |
質量 | 約132kg | 約79kg |
オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社について
オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社は、これまで独自のオートメーション技術により、自動改札機などの駅務自動化システムをはじめ、世界初・日本初の社会公共システムを数多く生み出してきました。これからも労働力不足やエネルギー、レジリエンスなどの社会課題をいち早く捉え、IoT・AI・ロボティクスなどの最先端技術、ソフトウェア、運用・保守のトータルサービスでソリューションを構築し、安心・安全・快適な社会づくりに貢献してまいります。
情報提供:JPubb