2023 年2月 22 日
アレンザホールディングス株式会社
㈱ダイユーエイト × カジノン㈱ × おひさま PPA㈱
PPA モデル導入での再生可能エネルギー活用について当社の連結子会社である株式会社ダイユーエイト(本社:福島県福島市、代表取締役社長:浅倉俊一、以下「ダイユーエイト」)は、カジノン株式会社(本社:岡山県岡山市、代表取締役社長:石井貴朗、以下「カジノン」)、おひさま PPA 株式会社(本社:岡山県岡山市、代表取締役社長:石井貴朗、以下「おひさま PPA」)と、第三者所有モデル(以下、PPA モデル)での自家消費型太陽光発電システムを、ダイユーエイト運営のホームセンターに導入し、2023 年3月までに合計 15 店舗の設置を計画しております。
設置イメージ(既存設置店舗:ダイユーエイト石川店)
1.PPA モデル概要
PPA(Power Purchase Agreement)とは、第三者所有モデルと呼ばれ、建物所有者(電力需要家)ではなく、発電事業者や金融機関等の第三者が発電設備を設置・所有し、電力需要家が自家消費した分の電力料金を従来より安く提供するモデルを指し、この場合の建物所有者はダイユーエイト、設置する第三者はおひさま PPA となります。
PPA モデルのスキーム図
(小売電気事業者)
ダイユーエイト店舗
(おひさま PPA)
①自家消費分の
電力代を支払 太陽光保守・
メンテナンス
電力供給
(太陽光不足分)
②太陽光不足分の
電気代を支払
2.導入理由・削減効果
今般、アレンザホールディングス株式会社(以下「アレンザホールディングス」)では、事業運営におけるSDGsの取組みを推進するなかで、脱炭素に向けた取組みを行っており、昨今の世界的な脱炭素の潮流や東証のコーポレートガバナンス・コード改定などへの対応として、気候変動対策の一つである再生可能エネルギー導入を加速させております。
アレンザホールディングスはこれまでも、SDGsの重要課題として「エコロジカル」を掲げ、事業会社において店舗照明の LED 化等の省エネ設備の導入などを積極的に取組んでまいりました。
PPAモデルを導入することで、SDGsを推進し、脱炭素などの気候変動対策に対応するとともに、当社グループの初期投資や保険、メンテナンス費用等の負担なく設置ができ、一定期間、再エネ賦課金、燃料調整費がかからず定額で提供が可能であるため、経費の削減が見込まれます。
また、余剰電力についてはオフサイト送電を予定しており、近隣店舗へ電力の共有が可能であるため、設置店舗のみならず地域全体で再生可能エネルギーの使用が可能となり、CO₂排出量の削減に貢献できます。
導入店舗数 発電予測量(kwh) CO₂排出削減量(kg-CO₂)15 店舗 2,759,502 1,261,092
※ダイユーエイトの 2020 年度 CO₂総排出量は 11,795,000kg-CO₂であるため、約 10%の削減が見込まれます。
3.今後の展開
ダイユーエイトでは、今回の取組みを「エコロジカル」推進の一環として拡大を検討するために、導入効果を確認しながら、取組みを推進してまいります。
アレンザホールディングスでは、太陽光発電での再生可能エネルギーの活用などの脱炭素へ向けた取組みを推進するとともに、「地域社会」・「地球」・「多様性」というSDGs推進テーマに向けた 5 つの重要課題である「ライフライン」・「地域社会貢献」・「エコロジカル」・「3R」・「人財の多様性」を推進し、社会から選ばれる会社として成長を続けてまいります。
【企業情報】
社名 所在地・社長 事業内容
株式会社ダイユーエイト
福島県福島市太平寺字堰ノ上 58 番地
代表取締役社長:浅倉 俊一
ホームセンター「ダイユーエイト」の運営 等
カジノン株式会社
岡山県岡山市北区番町 1 丁目 11 番 25 号
代表取締役社長:石井貴朗
電気工事業・エネルギー事業・消防
設備事業等の企画・設計・施工・メンテナンス 等
おひさま PPA 株式会社
岡山県岡山市北区番町 1 丁目 11 番 25 号
代表取締役社長:石井貴朗
太陽光、バイオマス等の自然エネ
ルギーを利用した発電、発熱業務
及び電力、熱、燃料の販売 等
アレンザホールディングス
株式会社
福島県福島市太平寺字堰ノ上 58 番地
代表取締役社長:浅倉 俊一
純粋持株会社
経営管理 等
【本件に関するお問合せ】
アレンザホールディングス株式会社 経営戦略室 伊藤・古川
TEL:024-563-6818(平日 9:00~18:00)