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2022-12-06 00:00:00 更新

豪州LNG事業におけるCO2排出低減のためのCCS事業に向けた共同研究の開始について

2022 年 12 月 6 日
独立行政法人 エネルギー・金属鉱物資源機構
株式会社 INPEX


豪州 LNG 事業における CO2 排出低減のための CCS 事業に向けた共同研究の開始について


独立行政法人 エネルギー・金属鉱物資源機構(理事長:細野 哲弘、本部:東京都港区、以下 JOGMEC)および、株式会社 INPEX(社長:上田 隆之、本社:東京都港区、以下 INPEX)は、令和4年度~令和 7年度 「豪州液化天然ガス事業における温室効果ガス排出低減のための CCS(注1)事業機会評価に関する調査」に関する共同研究(以下、本共同研究)を開始いたしましたのでお知らせいたします。本共同研究は、世界最大規模の CCS プロジェクトとなることが期待される豪州北部沖合に位置するボナパルト堆積盆地において、CO2 の長期地中貯留の可能性を検証することを目的としたものです。


INPEX はボナパルト堆積盆地 G-7-AP 鉱区(注 2)において、ボナパルト CCS のオペレーターとして JVパートナーとともに CO2 の長期地中貯留の可能性を検証しており、JOGMEC は INPEX との本共同研究契約に基づき協力しています。本共同研究は、INPEX が豪州にて操業するイクシス LNG プロジェクトから排出される CO2 の貯留や北部準州政府等が主導するダーウィン CCUS(注 3)ハブ構想(注 4)等の実現に資するものであると考えております。


JOGMEC および INPEX は、資源エネルギーの安定供給の確保とともに、本共同研究を通じ、日豪両政府が掲げる「2050 年までにネットカーボンゼロ社会の実現」に向け、CCS 事業による温室効果ガスの削減に寄与する技術開発を推進してまいります。


(注1)Carbon dioxide Capture and Storage :二酸化炭素の分離回収・貯留
(注2)INPEX が TotalEnergies CCS Australia 社および Woodside Energy 社と共に温室効果ガスアセスメント鉱区公開入札において落札した鉱区
(注3)Carbon dioxide Capture, Utilization and Storage:二酸化炭素の分離回収・利用・貯留
(注4)北部準州政府、オーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)およびボナパルト CCS プロジェクトやその他の産業参加者と共同で開発を進めている低排出 CCUS ハブ事業


【本件に関する問い合わせ先】
・独立行政法人 エネルギー・金属鉱物資源機構
担当:エネルギー事業本部 CCS・水素事業部 総括・国際連携課 末廣
電話:03-6758-8671


・株式会社 INPEX
担当:経営企画本部 広報 IR ユニット 広報グループ
電話:03-5572-0233


以上

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