2022 年 11 月 30 日
三 菱 地 所 株 式 会 社
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m u i L a b 株 式 会 社
「HOMETACT」が新たにLIXIL「ホームデバイス」と連携、
mui Labが提唱する「カーム・テクノロジー」のアプローチでより使いやすいサービスに
三菱地所・LIXIL・mui Labの3社がスマートホーム事業領域での提携に向けた基本合意書を締結
ECHONET Lite機器に対応し、エネルギーマネジメントによる脱炭素社会にも貢献三菱地所株式会社(以下、三菱地所)、株式会社LIXIL(以下、LIXIL)、mui Lab 株式会社(以下、mui Lab)の 3 社は、この度、スマートホーム事業領域での提携に向けた基本合意書を締結しました。
今後、三菱地所が開発した総合スマートホームサービス「HOMETACT(ホームタクト)」に LIXILが提供するIoT ホームリンク「Life Assist 2」のホームデバイス(ECHONET Lite 規格認証取得)が新たな連携機器として加わり、ホームデバイスがサポートする製品やECHONET Lite 機器の操作・制御にHOMETACT も順次対応していきます。また、スマート分電盤等と連携したエネルギーマネジメント機能(HEMS)も新たに実装予定です。連携する IoT 機器・住設機器の幅が拡がることで、一層の利用体験の向上につなげるとともに、HOMETACT アプリでのエネルギー使用量の見える化はもちろん、サービスを通して省エネルギー化の推進による脱炭素社会への貢献や生活者の光熱費負担軽減等に寄与する仕組みの提供を目指していきます。
さらに、今後のHOMETACT の追加機能開発やアプリケーションの UI 設計においては、mui Lab が提唱する「カーム・テクノロジー」の理念を応用した「カームUI」の設計アプローチを取り入れ、家庭のエネルギー使用量を生活者が直感的に理解・判断できるインターフェースや、節電Tips(助言・ヒント)の発信などにより、生活者の省エネ行動の習慣化促進につながる仕掛けも実装していきます。
三菱地所とLIXIL、mui Lab の 3 社は上記に加え、脱炭素社会の実現ならびにスマートホームサービスを介した付加価値提供を加速させるべく、エネルギーマネジメント領域を主とした共同研究や協業を推進し、提供サービスのアップデートに取り組んでいく方針です。
【本件取り組みによる期待効果】
(1) HOMETACT への機器接続方式として、従来の機器メーカーとのクラウド間連携(API 連携)に加え、LIXIL ホームデバイス(コントローラー)を経由した ECHONET Lite 通信での連携にも対応。連携スピードや柔軟性を高めたハイブリッドなIoT プラットフォームを構築し、機器連携の拡大による利便性の向上や新たなライフスタイルの提案を加速。
(2) 計測・通信機能を有したスマート分電盤等との連携で、HOMETACT にエネルギーマネジメント(HEMS)機能を新たに実装予定。エネルギー使用量の見える化にとどまらず、スマートホームソリューションの強みを活かした省エネルギー化を推進し、脱炭素社会の実現に貢献。
(3) 機能開発のみならず、HOMETACT の UI 設計に mui Lab が提唱する「カーム・テクノロジー」の理念を応用した「カームUI」の設計アプローチを取り入れ、アプリケーションとしての直感性や使いやすさを高めること等のアプローチで、生活者の日常的なサービス利用を促進。
なお、3 社の本取り組みについては、今年の 12 月 5 日(月)~7 日(水)に東京ビッグサイトで開催される「第5 回スマートハウス EXPO 東京展」の三菱地所ブースにて紹介予定です。
公式ページ(続き・詳細)はこちら
http://www.mec.co.jp/j/news/archives/mec221130_HOMETACT_LIXIL_mui.pdf