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2022-08-19 00:00:00 更新

東邦ガスの系統用蓄電池向けにNAS電池を受注 - 電力需給の安定と再エネ普及促進に貢献

製品情報

東邦ガスの系統用蓄電池向けにNAS電池を受注
電力需給の安定と再エネ普及促進に貢献

2022年08月19日

日本ガイシ株式会社(社長:小林茂、本社:名古屋市)は、東邦ガス株式会社(本社:名古屋市)から、系統用蓄電池向け電力貯蔵用NAS電池を受注しました。


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▼コンテナ型NAS電池
http://www.jpubb.com/press/image.php?image=2640973

受注したNAS電池は出力11,400キロワット(11.4メガワット)、容量69,600キロワット時(69.6メガワット時、一般家庭約6千戸分の一日の電力使用量に相当)で、今月内に着工予定の東邦ガスの津LNGステーション跡地に設置されます。系統用蓄電池として電力系統に直接接続され、電力の余剰時には蓄電し不足時には放電して電力需給の安定化を図ります。東邦ガスは、本系統用蓄電池の導入にあたり、一般社団法人 環境共創イニシアチブの「令和3年度補正 再生可能エネルギー導入加速化に向けた系統用蓄電池等導入支援事業」に採択されており、電力需給を安定化するとともに再生可能エネルギー(再エネ)の普及を促進することが期待されています。

カーボンニュートラル達成に向け、太陽光や風力といった再エネ発電の更なる導入が見込まれている一方で、再エネは季節や天候により発電量が左右されるという課題があります。また、気候変動などによる電力需給ひっ迫への対応も社会課題となっています。系統用蓄電池を電力需給に応じて充放電することで、これらの課題解決につなげることができます。

NAS電池は、全世界で200カ所以上の納入実績があり、大容量で長時間放電が可能といった特長を生かして、電力系統の負荷の平準化や需給調整力の提供に利用されています。当社は今後も系統用蓄電池をはじめとする大容量蓄電池のニーズに応え、電力需給の安定化と再エネの普及促進を図り、カーボンニュートラルな社会の実現に貢献していきます。

  • ※再生可能エネルギー導入加速化に向けた系統用蓄電池等導入支援事業:2050年のカーボンニュートラル達成に向け、再生可能エネルギーの導入加速化や、そのポテンシャルを最大限に活用出来る環境整備を図ることを目的に、再生可能エネルギーの出力変動に対応できる調整力などの供出や再エネ余剰電力の吸収が可能な蓄電池や水電解装置を国内で導入する者に対して、当該経費の一部を助成する事業。

受注したNAS電池の概要

設置場所 東邦ガス 津LNGステーション跡地(三重県津市)
出力 11,400キロワット(11.4メガワット)
容量 69,600キロワット時(69.6メガワット時)
設置台数 コンテナ型NAS電池48台
用途 容量市場・需給調整市場・卸取引市場などへの電力供出、電力需給調整
着工 2022年8月(予定)
運転開始 2025年度(予定)


以上


情報提供:JPubb

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