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2022-08-16 17:45:00 更新

美浜発電所3号機の定期検査状況について(A封水注入フィルタ蓋フランジ部からの水漏れに関する原因と対策について)

2022年8月16日


関西電力株式会社


美浜発電所3号機の定期検査状況について
(A封水注入フィルタ蓋フランジ部からの水漏れに関する原因と対策について)


美浜発電所3号機(加圧水型軽水炉 定格電気出力82万6千キロワット、定格熱出力244万キロワット)は、第26回定期検査中のところ、8月1日10時57分に「封水注入流量低」警報が発信したため、運転員が現場を確認した結果、同日11時20分頃、原子炉補助建屋内の封水注入フィルタ※1室付近の床面に、約10m×約1m×約1mmの水溜まりを発見しました。


同日11時39分に、使用していた系統であるA封水注入フィルタをBの系統に切り替え、漏えいは停止しました。


また、漏えいした水は同フィルタ室の目皿に流入し、原子炉補助建屋サンプ※2に回収しており、建屋外部への漏えいはありません。床面の水溜まり量や原子炉補助建屋サンプの水位上昇量から、漏えいした水の量は、約7m3(放射能量は約2.2×106Bq)と推定しています。


本事象による環境への放射能の影響はありません。


※1:1次冷却材ポンプ内の水が主軸に沿ってポンプ外部に流出しないようシール水を注入しており、その水を浄化するもの。
※2:原子炉補助建屋内の系統内外で生じた漏えい水等を集めるために原子炉補助建屋の最下部に設置しているタンク。


(2022年8月1日 お知らせ済み)


その後、漏えい箇所を確認するため、封水注入フィルタ室に立ち入り、フィルタ※3 の外観点検を行った結果、フィルタ上部の蓋フランジ面からOリングがはみ出していることを確認しました。 また、当該フィルタ周辺の配管等からは、漏えいの痕跡等がないことから、フィルタ蓋フランジ部からの漏えいと推定し、その原因を調査しました。


※3:当該フィルタは、上部にフランジタイプの蓋が取り付けられた円筒形容器で、フランジ合わせ面の溝にOリングを装着し、4本のボルトで蓋を締め付けて漏れを防止している。


公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2022/pdf/20220816_2j.pdf


情報提供:JPubb

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