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2022-05-18 00:00:00 更新

個人及び医療機関向けの PHR データポータビリティ機能をスマートシティ向けに提供 ~大阪府吹田市の多世代居住型健康スマートタウンでの健康増進サポートサービスで導入~

2022/05/18

プレスリリース

Welby、個人及び医療機関向けの PHR データポータビリティ機能をスマートシティ向けに提供 ~大阪府吹田市の多世代居住型健康スマートタウンでの健康増進サポートサービスで導入~

株式会社 Welby(本社:東京都中央区、代表取締役:比木武、以下 Welby)は、複数の健康管理アプリから入力された PHR データを医療従事者が統合管理できる PHR プラットフォーム、および複数の IoT センサー機器で記録した情報を一元管理し任意のサービスと共有することができる機器連携などのデータポータビリティ機能の提供を地域/スマートシティ向けに開始したことをお知らせいたします。

近年、個人の運動管理、健康維持、服薬管理、医療従事者による患者の健康状態や治療状況の把握・介入など多様な目的で PHR データを管理するアプリが開発され、多くの方から利用されるようになってきました。しかし、その一方で医療従事者が患者の PHR データを参照する際には、PHR アプリ毎に開発された医療従事者向けのシステムを利用しなければならないために、利便性が低く医療機関での PHR データの活用が進まない一つの原因となっていました。そこで当社の医療従事者向けサービスを他社のアプリとも共有していくことで、利便性向上と負担軽減をしていくことができる「医療従事者向け PHRプラットフォーム」を提供することといたしました。既に多くの医療機関で利用されている当社のサービスを他社の PHR メーカーにも提供していくことで医療現場における更なる PHR の活用を目指していきます。

また、医療現場で利用される重要な PHR データとして IoT センサー機器のデータがあります。IoT センサー機器の急速な進化により、患者さんの PHR データ入力の手間が大幅に軽減され継続利用率を上げることができるようになりました。一方で、このような技術革新において患者さんにとって、長く PHR サービスを利用していただくためには、新機器への対応や新たなデジタルバイオマーカーへの対応を継続していく必要があり、サービスのメンテナンスコストの増加が課題となっています。当社はPHR の普及を推進する中で、PHR と IoT センサー機器との連携を重要な差別化要因として考え 30 を超える医療機器との連携機能の開発をすすめてきましたがこの度、機能を独立させ他社のアプリと共有することで、患者さんが、どの機器でも、どのアプリでも簡単に家庭内医療機器を用いて PHR データを記録できる UX を実現するプラットフォームの提供をすることといたしました。

これらのプラットフォームは、興和株式会社(以下 興和)が提供する大阪府吹田市にある多世代居住型健康スマートタウン住民に対する健康増進サポートサービスの一つとして、2022 年 5 月 18 日に利用が開始されます。

興和 執行役員 セルフケア推進室長の市原 輝夫様は、次のように述べています。
「スマートフォンアプリ「IH(Integrated Healthcare)Concierge」※を活用して、これまでバラバラに管理されていた生活習慣管理を中心としたセルフケア、医療機関を中心としたメディカルケア、薬局を中心としたヘルスケアに関わる健康情報を一括管理できる環境を提供し、健康情報の「見える化」を実現することで、個々に最適化された健康管理の実践を支援します。その中で、Welby 様にご提供頂くプラットフォームは我々のサービスを実現するうえで、非常に重要な役割の一つを担って頂けるものと考えております。」
※商標出願中:商願 2021-161855

Welby 代表取締役の比木 武は、次のように述べています。
「今回提供したプラットフォーム上で他 PHR サービス、センサー機器、関連データを連携することで、患者さんの負担を上げることなく正確且つ広範囲なデータを頻回に取得することができるようになります。これによって PHR データを医療機関で治療支援に活用されるだけでなく、広く地域の住民の健康管理に活用されることが期待できます。」

◇株式会社Welbyについて
Welbyは、2011年からPHR(Personal Health Record)サービスを提供するリーディングカンパニーとして、様々な疾患領域の患者さんを対象とする、治療支援デジタルサービスの企画・開発・運用をしています。提供するPHRサービスの一つ「Welbyマイカルテ」は、糖尿病、高血圧などの生活習慣病患者さんを対象に、血糖値や血圧などの自己管理を支援するスマートフォン向けアプリです。また、大手製薬企業と共同で企画し、Welbyが運営するPHRサービスも数多くあり、生活習慣病をはじめとして、オンコロジー領域、中枢神経系領域、自己免疫疾患、希少疾患など、幅広い領域でPHRサービスを提供しています。また様々な疾患領域におけるPHRサービスの実績とID・DB基盤を活かし、臨床研究を対象としてPHR/PROを活用したエビデンス創出の相談から、PHR/PROの収集システムの開発・運用、機器の運用支援までをパートナー企業と連携して提供しています。

●社名 :株式会社 Welby(証券コード:4438)
●代表者 :代表取締役 比木 武(ひき たける)
●本社所在地 :東京都中央区日本橋本町 2-7-1 野村不動産日本橋本町ビル 3 階
●設立年月 :2011 年 9 月
●事業内容 :患者向け治療支援デジタルサービス(PHR)の企画・開発・運用
●URL :https://welby.jp/


◇報道関係 お問合せ窓口
●株式会社Welby 広報担当:pr@welby.jp


情報提供:JPubb

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