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2022-04-20 00:00:00 更新

カーボンニュートラルの実現に向けた「あばしり電力」の設立について~自治体出資による地域新電力会社~

2022年4月20日


網走市
日本ガイシ株式会社


カーボンニュートラルの実現に向けた「あばしり電力」の設立について
~自治体出資による地域新電力会社~


網走市(市長:水谷洋一)、日本ガイシ株式会社(代表取締役社長:小林茂、本社:名古屋市、以下「日本ガイシ」)は本日、地域新電力会社設立に関する株主間契約を締結しました。2022年4月に「あばしり電力株式会社」(以下「あばしり電力」)を設立し、2023年4月から北海道電力株式会社の取次事業による電力販売※および太陽光発電事業を開始します。


あばしり電力は、網走市の遊休市有地などに、固定価格買取制度(FIT制度)に頼らない太陽光発電設備(以下「PV設備」)および電力貯蔵用NAS®電池(以下「NAS電池」)を自社で設置・保有します。そのPV設備により発電した電気を公共施設および網走市に所在する日本ガイシのグループ会社であるNGKオホーツク株式会社に供給することで、再生可能エネルギーの地産地消によるカーボンニュートラルの実現を目指します。


併せて、設置・保有するPV設備やNAS電池を自然災害などの有事に防災電源として活用することで、近年激甚化する自然災害への対応力強化を図ります。また、網走市立潮見小学校付近にPV設備とNAS電池を設置し環境学習の場を提供することで、地域の環境意識の向上に貢献します。


あばしり電力は、「まもる」「そなえる」「はぐくむ」の3本の柱をビジョンとして掲げています。


【あばしり電力のビジョン】
まもる
エネルギーの地産地消を実現し、カーボンニュートラルの実現で地球環境を守る
太陽光発電をはじめとした再生可能エネルギーを最大限活用して電力の安定的な確保を推進し、CO2排出量削減を目指します
そなえる
災害時の電力を確保し、対応力を強化
2018年の北海道全域における大規模停電の経験を踏まえ、太陽光発電設備や電力貯蔵用NAS電池を自社保有し、自然災害などの有事に防災電源として活用することで、地域の電力における災害対応力の向上を図ります
はぐくむ
体験型環境学習の拠点として
太陽光パネルと大容量蓄電池を潮見小学校付近に設置することで、児童たちが再生可能エネルギーの仕組みやCO2削減効果を直接的に体験できる環境学習の場を提供します


※北海道電力が電力を供給し、あばしり電力が網走市公共施設などに電力販売をします。(経済産業省の「電力の小売営業に関する指針」の取次ぎに該当)なお、今回の電力販売の形態は、小売電気事業ライセンスが必要な新電力事業ではありません。


【あばしり電力の概要】
名称
あばしり電力株式会社
所在地
北海道網走市字呼人534番地の2
代表者
代表取締役社長 村本 正義
(日本ガイシ株式会社 エネルギー&インダストリー事業本部 エナジーストレージ゙事業部 管理部長)
事業内容
1.電気取次事業および小売電気事業
2.太陽光などの再生可能エネルギーによる発電および売電事業
3.再生可能エネルギーおよび蓄電池利用拡大サービス事業
4.上記各事業のために必要なコンサルティングの企画立案、提案および営業活動
5.上記各事業のために必要な共同研究、システム開発
6.上記に付随または関連する事業
資本金
70百万円
出資比率
日本ガイシ
85.7%、網走市
14.3%
設立
2022年4月27日(予定)
事業開始
2023年4月1日(予定)
ホームページ
https://www.abaden.jp/


公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://www.ngk.co.jp/news/2022/20220420_2.pdf



情報提供:JPubb

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