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2022-02-25 00:00:00 更新

太陽光パネル全自動解体ライン導入に関する基本合意について

2022 年 2 月 25 日


株式会社エヌ・ピー・シー


太陽光パネル全自動解体ライン導入に関する基本合意について


株式会社エヌ・ピー・シー(本社:東京都台東区、代表取締役社長:伊藤雅⽂)は、株式会社協和商会(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:小川信彦)と太陽光パネル全自動解体ライン導入に関して基本合意に至りましたので、お知らせします。


協和商会は、環境問題解決の取り組みの一環として、2023 年をめどに福島県の工場において太陽光パネルのリサイクル事業を開始することを検討しています。そのリサイクル処理方法として、当社の独自技術である「ホットナイフ分離法®」を採用することに関して基本合意しました。今後、全自動パネル解体ラインの導入が実現した場合、協和商会は日本国内で6箇所目のホットナイフ分離法による太陽光パネル処理の協力企業となります。


これまで世界各国で大量のパネルが設置され続けてきましたが、役目を終えて使用済となったパネルの排出量が徐々に増えており、環境負荷を抑えた適正なリサイクル処理方法が求められています。当社の特許技術である「ホットナイフ分離法 」は、太陽光パネルのガラス部分と金属部分を短い時間で分離でき、高いリサイクル性を実現できる点が国内外から高く評価されています。


当社のパネル解体装置は、これまでに国内企業のみならず、2021 年にはフランスの産業廃棄物処理事業者である Envie 社から初の海外案件を受注し、既にセミオートタイプの解体装置は納入済みで 2022 年夏ごろに自動型解体ラインを納入する予定です。足下では、排出量が増えリサイクル意識の高い欧州に加えて環境負荷低減へ積極的に取り組むオーストラリアと米国からのニーズが急増しており、当社への問い合わせ件数も増加し、具体化した案件が進捗しています。単純な装置の引き合いだけではなく、海外の研究機関等からリサイクル事業に関する共同研究の提案も頂いており、長年太陽光パネルのリサイクル技術開発だけではなく、リサイクルするための中間処理事業自体にも取り組んできた成果が表れ始めています。予想以上に太陽光パネルリサイクルへの取り組みが世界的に加速していくという感触を得ています。当社は、今後もこの分野での先駆的技術として太陽光パネル解体装置の普及に努めてまいります。


ホットナイフ分離法による太陽光パネル解体装置のしくみ
https://www.npcgroup.net/solarpower/reuse-recycle/dismantling


■リリースに関するお問い合わせ先
株式会社エヌ・ピー・シー 総務部 IR 担当
TEL: 03- 6240-1206
Mail: npc.ir npcgroup.net
■パネル解体装置に関するお問い合わせ先
株式会社エヌ・ピー・シー 環境関連営業部
TEL: 089-946-6605 Mail: ep.salesnpcgroup.net

情報提供:JPubb

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