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『ブルー・スイッチ』158件目、電気自動車を活用した「災害連携協定」を締結
2022/01/07
座間市(神奈川県座間市、市長:佐藤 弥斗)、東京電力パワーグリッド株式会社相模原支社(神奈川県相模原市中央区、支社長:中山 由美子)、日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)、神奈川日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:横山 明)、株式会社日産サティオ湘南(本社:神奈川県平塚市宮松町、社長:福澤 匡)、日産プリンス神奈川販売株式会社(神奈川県横浜市神奈川区、社長:山田 裕)の6者は、7日、電気自動車を活用した「災害連携協定」を締結しました。
本協定は、座間市で災害による停電が発生した際、日産の販売会社から貸与する電気自動車(EV)「日産リーフ」を電力源とした災害時の電力供給体制の構築と、EVの「走る蓄電池」としての価値の普及を目的とした協定で、ゼロ・エミッション社会の実現を目指す日産の『ブルー・スイッチ』活動としては158件目の取り組みとなります。
【協定の経緯・背景】
座間市は2050年の二酸化炭素排出量実質ゼロに向けた取り組みや、防災・減災の取り組み等を積極的に推進するとともに、市民、企業、団体、行政等の連携体制を強化し、都市と自然が調和した「誰一人取り残さない」持続可能なまちづくりを進めています。
東京電力パワーグリッドでは、脱炭素社会の実現に向け当社業務車両を電気自動車(EV)へ入れ替える取り組みや、グループ全体で各地域のEVステーションの普及を支援しています。また、日々の安定供給に加え、激甚化する災害に対しての復旧対応力を高めるなど、強靱なインフラの維持・発展に取り組んでいます。
一方、日産自動車は、EVならではの新たな価値やワクワクを提供し続けるとともに、2018年5月より、EVの普及を通じて、環境、防災、エネルギーマネジメント、観光、過疎などの地域課題解決を目指す、日本電動化アクション『ブルー・スイッチ』を、全国の自治体や企業、販売会社と共に推進しています。また、2030年代早期には、主要市場で投入する新型車すべてを電動車両にすることを宣言、電動化をリードしながら、SDGsの達成やカーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを加速しています。
また座間市には、日産自動車座間事業所が所在し、21世紀を見つめた先進工場として、新型車の量産試作、プレス金型および車体生産設備・樹脂成型金型の製作・設置、電気自動車に搭載するモーターとインバーターの開発など、先進技術と高品質な設備製作で世界の工場をサポートしています。また、日産ヘリテージコレクションの見学会やひまわりフェスタなど、事業所を積極的に地域に開放するとともに、従業員によるクリーン活動・交通安全募金・福祉活動への協力など、地域との共生を図る活動に力を入れています。
この日産自動車が推進する『ブルー・スイッチ活動』、座間市が推進するSDGsの達成や環境・防災対策、そして、東京電力パワーグリッドが推進する環境・エネルギー対策と、それぞれがお互いの取り組みに賛同し、脱炭素社会実現に向け、今回、本協定の締結を行う運びとなりました。
【協定の概要と主な連携内容】
電気自動車を活用した「災害連携協定」の概要は、以下の通りです。
災害発生時の「日産リーフ」からの電力供給イメージ図
座間市は、環境に優しい電気自動車(EV)の普及を目指し、段階的な公用車導入の検討を進め、災害レジリエンスの強化を図ると共に、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを加速していきます。
座間市、東京電力パワーグリッド、日産自動車は、この協定締結を機に、SDGsの目指す持続可能な社会の実現に向けて連携を強化し、電気自動車(EV)を活用した、「災害に強い持続可能なまちづくり」を推進していきます。そして、脱炭素社会実現とSDGs達成、電気自動車(EV)の普及を通じた地域課題の解決に向けて、更に連携を強化してまいります。
以 上
日本電動化アクション「ブルー・スイッチ」ウェブサイト:https://ev.nissan.co.jp/BLUESWITCH/
情報提供:JPubb