2021年12月13日
カゴメ株式会社
トマトケチャップを製造する
小坂井工場が使用電力を 100%再生可能エネルギー由来に
カゴメ株式会社(代表取締役社長:山口聡、本社:愛知県名古屋市、以下カゴメ)は、『カゴメトマトケチャップ』を製造する当社小坂井工場(愛知県豊川市、以下当工場)で購入する電力を、2022 年 1 月 1 日より再生可能エネルギー電源に由来する電力に切り替えます。(※1)当工場では、自家消費型の太陽光発電パネルを設置しており、今回購入する電力と組み合わせることで、当工場の使用電力(年間 4,500MWh)はすべて再生可能エネルギー由来となります。これにより、当工場の CO₂排出量を年間約 1,900 トン(当工場の年間 CO₂排出量の 53%※2)削減できる見込みです。
自然の恵みである野菜・果物のおいしさや健康価値を活かした商品を強みとする当社にとって、健全な地球環境は重要な経営基盤です。そのため、当社では様々な地球環境の保全に取り組んでおりますが、とりわけ気候変動への対応は優先度の高い重要な課題として認識しております。気候変動リスクを緩和する為、2018 年にはカゴメグループ中長期 CO₂排出削減目標(※3)を制定しておりますが、現在はこれまでよりも難易度の高いSBT イニシアチブ(※4)の基準「1.5℃目標」(※5)への見直しを進めており、本件はその目標に向けた取り組みの一環となります。
※1 中部電力ミライズ株式会社が提供する、発電時に CO₂を排出しない再生可能エネルギー電源由来の CO₂フリー電力
※2 2020年を基準とした割合。
※3 「カゴメグループ中長期 CO₂排出削減目標」
Scope1,2 (2016 年基準)2030 年までに 20%削減、2050 年までに 50%削減
Scope3 サプライヤーとの CO₂削減の共同の取り組み
※4 企業の温室効果ガス排出削減目標が、パリ協定が定める水準と整合していることを認定する国際的イニシアチブ
※5 産業革命前からの気温上昇を 1.5℃に抑えるための科学的根拠に基づいた温室効果ガスの排出削減目標
当社の CO₂削減の最近の取り組み(一部)
2019 年
「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」の提言に従い、気候変動シナリオ分析を試行。
2020 年
野菜飲料の製造工場(長野県富士見町)から排出される熱・CO₂を隣接する菜園で、トマトの生育に利用。
2021 年
国内 3 工場において太陽光発電パネルを設置。(愛知県 小坂井工場、茨城県 茨城工場、長野県 富士見工場)
(本件のお問い合わせ先)
カゴメ株式会社 経営企画室 広報グループ 北川、堀江 TEL:03-5623-8503