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2021-12-06 00:00:00 更新

Amazon、世界で274 件の再生可能エネルギープロジェクトに投資、欧米で新たに 18 プロジェクトを追加

Amazon、世界で274 件の再生可能エネルギープロジェクトに投資、欧米で新たに 18 プロジェクトを追加

2021/12/06

  • 世界最大の再生可能エネルギー購入企業として、2025 年までに当社事業に必要な電力を 100% 再生可能エネルギーで賄う目標の一環として実施
  • 再生可能エネルギーへの投資は米国の 300 万世帯分の電力消費量に相当。2040 年までに CO2 排出実質ゼロの達成を目指し、年間炭素排出量を 1,370 万メートルトン削減

(シアトル - 2021 12 1 発表) Amazonは本日、米国、フィンランド、ドイツ、イタリア、スペイン、英国における、実用規模の風力/太陽光発電プロジェクト 18 件の追加を発表しました。これにより、2021 年時点で合計 5.6 ギガワット(GW)の調達容量を見込んでいます。現在、Amazon は世界全体で 274 件の再生可能エネルギープロジェクトを進め、2025 年までに事業運営の 100% を再生可能エネルギーで賄うという目標を掲げています。これは当初目指した 2030 年よりも 5 年前倒しのスケジュールです。

新たに加わった実用規模の風力/太陽光発電プロジェクトにより、Amazon による再生可能エネルギーの電力生産能力は合計 12 GW 超となり、全プロジェクトのフル稼働後は 1 時間あたり 3 万 3,700 ギガワット時(GWh)、つまり米国の 300 万世帯分の年間消費電力量に相当する出力が可能になる見込みです。これらのプロジェクトによって、Amazon の自社オフィス、フルフィルメントセンター、そして世界全体で数百万のお客様をサポートするアマゾン ウェブ サービス(AWS)のデータセンターに再生可能エネルギーが供給されます。また、すべての消費者向け Echo デバイスで使用される電力量に相当するクリーンエネルギーを生産するという Amazon の気候変動対策に関する誓約に対する後押しとなります。これらのプロジェクトで生産されるクリーンエネルギーの総量は、米国内を走る車 300 万台分の年間排出量に相当する、約 1,370 万メートルトンの炭素排出削減になります。

Amazon のワールドワイド・サステナビリティ担当バイスプレジデント Kara Hurst(カラ・ハースト)は次のように述べています。「Amazon では、炭素排出量の削減と気候変動への対処に向けて、迅速かつ慎重に進んでいます。世界規模で行っている再生可能エネルギーへの大きな投資は、パリ協定よりも 10 年早い 2040 年までに CO2 排出実質ゼロの達成を目指すという当社の気候変動対策に関する誓約を守るための重要なステップです。また再生可能エネルギーのプロジェクトは、新たな投資とグリーンジョブ(緑の雇用)を生み出し、世界各地のコミュニティで電力システムの脱炭素化を推進しています」

本日の発表を受け、Amazon は世界最大の再生可能エネルギー購入企業として、実用規模の風力/太陽光発電プロジェクト 105 件と、工場施設や店舗の屋根に設置された太陽光発電 169 件のプロジェクトを含め、世界全体で 274 件のプロジェクトに携わることとなりました。本日発表となった新たな風力/太陽光発電プロジェクト 18 件の詳細は以下の通りです。

  • 米国での 8 件の新規プロジェクト:Amazon は、アリゾナ州とジョージア州で初となる Amazon の太陽光発電プロジェクトと、オハイオ州、テキサス州、バージニア州での追加プロジェクトを含め、米国で 1 GW 超の電力を生産する実用規模の太陽光発電プロジェクトを追加しました。合算すると、Amazon は米国内で行う 62 のプロジェクトを通じて、6 GW 超の再生可能エネルギーの生産が実現します。
  • エネルギー貯蔵ストレージと組み合わせた 2 例目の太陽光発電プロジェクト:Amazon のアリゾナ州で 2 例目となるエネルギー貯蔵ストレージと組み合わせた太陽光発電プロジェクトにより、日光が十分に当たらない時間帯でも、需要が最大に高まる期間に合わせて太陽光発電が可能になります。この 300 メガワット(MW)の太陽光発電プロジェクトは、150 MW バッテリーのエネルギー貯蔵ストレージシステムとペアになっており、Amazon のバッテリー貯蔵ストレージプロジェクトとしては 220 MW の規模となります。
  • 北欧で 4 つの再生可能エネルギープロジェクトを新たに追加:フィンランドで 4 つの風力発電プロジェクトが加わり、158 MW の発電力が追加となりました。これにより、再生可能エネルギーのポートフォリオは北欧全体で合計 950 MW になります。
  • イタリア、スペイン、北アイルランドでの追加プロジェクト:イタリアで実施される Amazon の新たな太陽光発電プロジェクトは、この国で 3 例目のプロジェクトとなり、すでに実現している 66 MW に加え、40 MW が追加されます。スペインでは、Amazon の新しい太陽光発電プロジェクト 4 件を合わせ、630 MW 超の電力が供給されます。北アイルランドの風力発電プロジェクトによって Amazon のポートフォリオにもたらされる電力量は、アイルランド全島で 245 MW、英国全体では 545 MW を超える風力発電となります。合算すると、Amazon は 34 プロジェクトを通じて、3.5 GW 超の再生可能エネルギーの生産が可能となり、これは欧州最大の再生可能エネルギー調達容量となります。

なお、世界各地で展開されている Amazon の再生可能エネルギープロジェクトについては、インタラクティブマップをご覧ください。

米国再生可能エネルギー評議会の CEO である Gregory Wetstone (グレゴリー・ウェットストーン)氏は、次のように述べています。「Amazon は時間を無駄にすることなく、すべての人のために、クリーンエネルギーの未来に向けて全力で取り組んでいることを証明しています。COP26 では、参加国が地球全体の炭素排出量削減には、あらゆる分野でさらに大規模かつ意欲的な努力が不可欠であると合意しました。すでに数百もの再生可能エネルギープロジェクトを推進している Amazon は、気候変動の危機に立ち向かうために民間企業に求められる緊急性と行動力のレベルを示すモデルとなっています」

クリーンエネルギー調達協会(CEBA)の CEO である Miranda Ballentine (ミランダ・バレンタイン)氏は、次のように述べています。「Amazon は、当初の目標よりも 5 年早く、2025 年までに事業運営に必要な電力すべてを再生可能エネルギーで賄うという取り組みを通じ、2 年連続で記録を塗り替えました。クリーンエネルギーに対するこのような大規模な投資は、地球全体にとっての利益であり、形態や規模を問わず、あらゆる産業においてニューノーマルとなるべきです。こうした投資が、地域のコミュニティに正当な賃金のグリーンジョブを生み出し、米国の電力システムの 90% 脱炭素化を目指す地域社会を支えてくれています」

欧州の企業再生可能エネルギー調達プラットフォーム RE-Source のインパクトディレクターである Hannah Hunt (ハンナ・ハント)氏は、次のように述べています。「世界全体で 12 GW にも上る Amazon の再生可能エネルギー調達力は、2040 年までに CO2 排出実質ゼロを目指す同社の努力を示す強力な証明です。同社が欧州各地で展開する新たな 10 件の再生可能エネルギー事業は、地域コミュニティに利益をもたらし、グリーンジョブを生み出して、気候変動の危機を食い止めるという世界の目標達成を推進しています」

Amazon と Global Optimism は 2019 年に、気候変動対策に関する誓約「The Climate Pledge」に共同調印しました。この誓約には現在、Best Buy、IBM、Microsoft、PepsiCo、Siemens、Unilever、Verizon、Visa をはじめ、200 社を超える企業が署名しています。Amazon はこの目標を達成するために、当初目標とした 2030 年よりも 5 年前倒しで運営に必要な電力の 100% を再生可能エネルギーで賄うための道筋を確立し、 Amazon の出荷全体でネットゼロカーボンを目指す「Shipment Zero」ビジョンの実現、配送用にこれまでで最大の発注台数となる 10 万台の電気自動車を調達するといった実際の事業活動を手段とし、The Climate Pledge 基金を通じた脱炭素化サービス/ソリューション開発への 20 億米ドルの投資によって、事業全体で引き続き炭素排出量削減に取り組んでいきます。詳細については、https://sustainability.aboutamazon.com/ を参照ください。

Amazonについて

Amazonは4つの理念を指針としています。お客様を起点にすること、創造への情熱、優れた運営へのこだわり、そして長期的な発想です。Amazonは、地球上で最もお客様を大切にする企業、そして地球上で最高の雇用主となり、地球上で最も安全な職場を提供することを目指しています。カスタマーレビュー、1-Click注文、パーソナライズされたおすすめ商品機能、Amazonプライム、フルフィルメント by Amazon(FBA)、アマゾン ウェブ サービス(AWS)、Kindle ダイレクト・パブリッシング、Kindle、Career Choice、Fire タブレット、Fire TV、Amazon Echo、Alexa、Just Walk Out technology、Amazon Studios、気候変動対策に関する誓約(The Climate Pledge)などは、Amazonが先駆けて提供している商品やサービス、取り組みです。Amazonについて詳しくはAmazon Newsroom (http://amazon-press.jp)およびAbout Amazon(http://www.aboutamazon.jp)から。

アマゾン ウェブ サービスについて

アマゾン ウェブ サービス(AWS)は約15年にわたり、世界で最も包括的かつ幅広く採用されたクラウドサービスになっています。AWSは、コンピューティング、ストレージ、データベース、ネットワーキング、分析、機械学習および人工知能(AI)、モノのインターネット(IoT)、モバイル、セキュリティ、ハイブリッド、仮想現実(VR)および拡張現実(AR)、メディア、ならびにアプリケーション開発、展開および管理に関する200種類以上のフル機能のサービスを提供しています。AWSのサービスは、25のリージョンにある81のアベイラビリティーゾーン(AZ)でご利用いただけます。これに加え、オーストラリア、インド、インドネシア、イスラエル、スペイン、スイス、アラブ首長国連邦を含む7つのリージョンにおける21のAZの開設計画を発表しています。AWSのサービスは、アジリティを高めながら同時にコストを削減できるインフラエンジンとして、急速に成長しているスタートアップや大手企業、有数の政府機関を含む数百万以上のアクティブなお客様から信頼を獲得しています。AWSの詳細については以下のURLをご参照ください。https://aws.amazon.com/


情報提供:JPubb

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