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2021-11-26 15:00:00 更新

「原子力発電の安全性向上に向けた自主的かつ継続的な取組みのさらなる充実」に関する進捗状況について(2021年度上期)

2 0 2 1 年 1 1 月 2 6 日


関西電力株式会社


原子力発電の安全性向上に向けた自主的かつ継続的な取組みのさらなる充実」
に関する進捗状況について(2021年度上期)


当社は、美浜発電所3号機事故※の反省を踏まえ安全最優先の事業運営を行ってきましたが、その中で、東京電力福島第一原子力発電所事故から、原子力発電固有のリスクへの認識や向き合う姿勢が十分ではなかったことを学びました。これを踏まえ「原子力発電の安全性向上に向けた自主的かつ継続的な取組みのさらなる充実」(以下、ロードマップ)を策定し、これに沿った取組みを進めていくこととしました。 [2014年6月20日 お知らせ済み]


当社は、ロードマップの取組みを全社一体となって確実に実施するとともに、進捗状況を定期的に公表することとしています。今回、2021年度上期(2021年4月から2021年9月実施分)の進捗状況を取りまとめました。


主な内容は、以下のとおりです。


(1)新規制基準施行後、全国初となる40年超運転に向けた取組み
美浜発電所3号機については、新規制基準施行後、全国初となる40年超運転を開始しました。


運転開始にあたり、美浜発電所社員、メーカ、協力会社社員に加え、再稼動経験のある大飯発電所社員やトラブル等の知見を持つ当社OBが一体となり、総点検や集中的な安全確認を実施しました。その中で、機器・設備、資機材の配置状況等のあらゆる気がかり事項を見つけ、処置を行うことで、トラブルの未然防止や現場の安全意識向上を図りました。


(2)原子力安全を支える人材の継続的な育成に向けた取組み
40年超運転に向けて再稼動の準備を進めている高浜発電所1、2号機の運転要員を、美浜発電所3号機へ派遣し、運転中の実機での監視・操作を習熟すること等により、原子力安全を支える人材の育成を行っています。


当社は、今後も引き続き、規制の枠組みにとどまることなく、原子力発電の安全性向上に向けて、自主的・継続的に取組みを進め、これらの取組状況を分かりやすくお知らせしてまいります。


※2004年8月9日、美浜発電所3号機のタービン建屋において、2次系配管が破損し、配管から熱水と蒸気が噴出した事故。事故当時、定期検査の準備作業をしていた協力会社の方が被災し、5名の方がお亡くなりになり、6名の方が重傷を負われました。


以上


(添付資料)
・「原子力発電の安全性向上に向けた自主的かつ継続的な取組みのさらなる充実(ロードマップ)」の2021年度上期の進捗状況および2021年度下期の計画について(概要版)


(参考資料)
・参考1:「原子力発電の安全性向上に向けた自主的かつ継続的な取組みのさらなる充実(ロードマップ)」の2021年度上期の進捗状況および2021年度下期の計画について(詳細版)
・参考2:安全性向上対策工事等の概要(美浜・高浜・大飯)
・参考3:防災訓練・被災者支援の取組み
・参考4:原子力事業者間における相互協力


公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2021/pdf/20211126_3j.pdf


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