2021年11月11日
埼玉工場におけるガスエンジン発電設備の新設について 太平洋セメント株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:不死原正文)は、埼玉工場(埼玉県日高市)にガスエンジン発電設備を導入することを決定しました。 当社埼玉工場は現在、工場操業のための電力を全量購入しています。工場の安定的な操業と製造原価低減の観点から自家発電が必要であると判断し、かつ環境への配慮からCO2排出量の少ないガスエンジン発電設備の導入を決定しました。工事は2021年度より着手、2023年秋からの運用開始を予定しています。
なお、同工場ではセメント製造工程で発生する廃熱を活用した廃熱発電設備を建設中であり、今回導入するガスエンジン発電設備の稼働とあわせることで、2020年度に比べ年間約62千トンのCO2排出削減となる見込みです。
埼玉工場では石炭と木質チップを主な燃料とする自家発電設備が稼働していましたが、2021年4月26日に発生した爆発事故により電力の供給ができなくなっています。当社では事故原因の究明とあわせ再発防止策を策定し、今後このような事故を起こさないよう取り組んでいるところです。
当社は安全に配慮した工場運営と、様々な施策によるカーボンニュートラル実現に向けた取り組みを進めてまいります。
<本件に関するお問い合わせ先>
太平洋セメント株式会社 総務部IR広報グループ
TEL 03-5801-0334