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2021-09-27 00:00:00 更新

九州大学と新日本科学が共同研究契約を締結 ‐ 地熱地域における二酸化炭素貯蔵(CCS)等に関する検討を開始 ‐

2021 年 9 月 27 日
株式会社新日本科学


九州大学と新日本科学が共同研究契約を締結
‐ 地熱地域における二酸化炭素貯蔵(CCS)等に関する検討を開始 ‐


株式会社新日本科学(本店 鹿児島県鹿児島市、社長:永田良一、以下「当社」)は、国立大学法人九州 大学(福岡県福岡市、総長:石橋達朗、以下「九州大学」)と、当社所有敷地内において大気中の CO2を地中深くに貯留する CCS(ⅰ)の可能性等を検討することを目的として、組織対応型連携の下、共同研究契約を締結いたしましたのでお知らせいたします。


当社は鹿児島県指宿市に保有する自然豊かで 100 万坪を超える広大な敷地(メディポリス指宿)を活用して、政府から純国産ベースロード電源(ⅱ)として期待されている地熱発電事業を展開しており、年間約 1000 万 kWhの電力生産を通じ、新たに排出される CO2排出量の抑制に貢献しております。


今回の共同研究では、九州大学大学院工学研究院/カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所の辻健教授のチームと共に、同敷地内における大気中 CO2の地中貯留等の可能性を検討してまいります。地熱地域(火成岩帯)に CO2を貯留することで、CO2の鉱物化が促進し、安定して CO2を貯留できることが知られて います。


当社はこれからも、「環境、生命、人材を大切にする会社であり続ける」の企業理念、「わたしも幸せ、 あなたも幸せ、みんな幸せ」というスローガンのもと、持続可能な社会の実現に貢献すべく、取り組んでまいり ます。


<ご参考>


i.CCS:
「Carbon dioxide Capture and Storage」の略称で、二酸化炭素(CO2)を回収・貯留する技術。大気に排出される、もしくは大気中の CO2を回収し、地中深くの安定した地層に入れることで、CO2を地中に安定的に貯留することができる。気候変動の原因とされている大気中の CO2濃度を減少することができることから 世界的にも関心が高まっている。


ii.ベースロード電源:
発電(運転)コストが、低廉で、安定的に発電することができ、昼夜を問わず継続的に稼働できる電源。 日本政府は第 5 次エネルギー基本計画にて地熱、一般水力(流れ込み式)、原子力、石炭をベースロード電源として位置付けている。


以上



情報提供:JPubb

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